NYダウ 39,131 +62.42 ( +0.16% )
  S&P500 5,088 +1.77 ( +0.03% )
  NASDAQ 15,996 -44.80 ( -0.28% )

 

Microsoft (10株) -1.31㌦ -0.32 %  -13.1㌦  ( +1,427㌦ )
Samsara (100株) +0.62 +1.90 %  +62 ( +877  )

 

新規・清算取引なし

 

 

'24. 2. 23 収支 +48.9㌦ ( +2,304㌦ )
'24. 2月間収支 -380.4㌦ 8勝 8敗 勝率 50 %
2024 年間収支 -640.0㌦ 18勝 19敗 勝率 48.6 %

 

 23日のNY株式市場は小幅に高安まちまちのなか、S&P500とダウが前日に続き終値ベースで最高値を更新。この日のNY株式相場は方向感が定まらず、人工知能(AI)への熱狂に支えられたハイテク株の上昇は勢いを失った。

 

 週間ではダウが1.30%高、S&P500が1.66%高、ナスダック総合が1.40%高と主要3指数がそろって反発。過去17週間で15週上昇となっている。

 

 各株価指数がそろって過去最高値を更新した前日の熱気を引き継ぎ、この日のS&P500種株価指数は歴史的な水準となる5100台に乗せる場面もあった。大型ハイテク株7強で構成するいわゆる「マグニフィセント・セブン」は軟調だったが、エヌビディアは小幅に上昇し、時価総額は2兆ドル(約301兆円)付近で推移した。

 

 UBSグローバルは「ハイテク株の上昇スピードを見て、投資家は利食いの是非に思いを巡らせるようになった」と指摘。「ポートフォリオのバランスを整えるメリットは分かるが、米国の大型ハイテク株への戦略的エクスポージャーを維持することは重要であり、こうしたハイテク株の上昇はまだ続く可能性があると当社では考えている」と述べた。

 バンク・オブ・アメリカのストラテジストは、AI関連株の上昇と金融緩和局面における経済成長への楽観論が「魔法の調味料」のレシピとなり、株式相場をさらに上昇させるとリポートで述べた。同氏は2023年末まで株式に対して弱気だったが、より中立的な見方に変わり、AIの「ベビーバブル 」が 「育ちつつある」と指摘した。

 

 エヌビディア株価が22日に急騰したことで、空売り筋には約30億ドル(約4500億円)の含み損が生じた。S3パートナーズが分析したもので、空売り筋にとって「AI生成の悪夢」になったと指摘している。S3によると、エヌビディアの空売り残高は183億ドル相当で、米国市場で3番目に多い銘柄となっている。

 

  企業ニュースとしては、アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏や半導体メーカーのエヌビディアなど大手テクノロジー企業が相次いで、ヒト型ロボットを開発するスタートアップの米フィギュアAIに出資する。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは持ち株1億5000万ドル(約226億円)相当を売却。

 米宇宙関連スタートアップ、インテュイティブ・マシンズの無人着陸船が月面に着陸した。損傷なく月に着いた初の民間宇宙船となった。同社の株価は一時43%急伸した。

 

 メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは9.94%安。四半期決算で損失が予想を上回ったことが嫌気された。

 一方、決済サービス会社ブロックは16.13%高。現第2四半期の調整後のコア収益見通しが市場予想を上回ったことが好感された。