NYダウ 38,563 -64.19 ( -0.17% )
 NASDAQ 15,630 -144.87 ( -0.92% )
 日経平均 38,262 -101.45 ( -0.26% )

 

6619 ダブル・スコープ (2000株) -6 -0.78 % -12,000円 ( -146,000円 )
4371 コアコンセプト・T (500株) -93 -3.24 % -46,500 ( +167,500 )
7071 アンビス HD (500株) -119 -4.57 % -59,500 ( -89,000 )
7013 IHI (500株) -49 -1.56 % -24,500 ( +174,000 )
ガンジスの恵み/投信 (124口) -24 -0.13 % -2,976 ( +1,236,528 )
ドイチェ・インド株式/投信 (84口) +99 +0.32 % +8,316 ( +1,555,512 )

Microsoft (10株) -1.27㌦ -0.31 %  -12.7㌦  ( +1,352㌦ )
Samsara (100株) -1.51 -4.38 %  -151 ( +839  )
Twilio (50株) -1.91 -3.26 %  -95.5  ( -12  )

 

新規

3436 SUMCO (700株/2,217円) -15.5円 -10,850円 ( -10,850円 )

清算

7342 ウェルスナビ (700株/2,117円) -129円 -90,300円 ( +290,500円 )
2410 キャリアデザインセンター (700株/1,767円) -15円 -10,500円 ( -9,100円 )
1360 日経ベア2倍ETF (3000株/382.8円) +2.2円 +6,600円 ( -92,400円 )

 

(日本)
'24. 2. 21 収支 -242,210円 ( +3,076,690円 )
'24. 2月間収支 +406,766円 9勝 5敗 勝率 64.2 %
2024 年間収支 +768,430円 21勝 12敗 勝率 63.6 %
(米国)
'24. 2. 20 収支 -259.2㌦ ( +2,438㌦ )
'24. 2月間収支 -477.4㌦ 6勝 7敗 勝率 46.1 %
2024 年間収支 -737.0㌦ 16勝 18敗 勝率 47.0 %

 

 20日のNY株式市場は続落。3連休明けの取引となったが、決算発表を控えるエヌビディアが大幅安となったほか、年初から大きく上昇した主力ハイテク株やイーライ・リリーなどのヘルスケア株の一角が利益確定売りに押された。

 人工知能(AI)ブームが火を付けた半導体大手エヌビディア株の記録的上昇を、同社決算が裏付けられるのか、21日の発表が待たれている。

 

 決算発表シーズンはこれまでのところ、企業経済は順調という強気派の期待に添える内容だった一方で、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大型ハイテク7強の決算は強弱が混在している。エヌビディア決算発表を控え、利益確定に動いたトレーダーもいる。マイクロソフトがエヌビディア製に代わるネットワークを開発しているとの報道も、気掛かりな材料となっている。
 AI革命の中心に位置するエヌビディアにとって、ハードルは非常に高くなっている。株価は昨年に3倍を超える急伸を記録し、今年に入ってからもS&P500銘柄のトップパフォーマーとなっている。サスケハナはデータセンター事業の需要急増がエヌビディアの売上高を押し上げたと予想。メタ・プラットフォームズやテスラなどはグラフィック処理事業を強化しており、AI需要は今後も強さを維持すると見込まれるとした。

 

 市場では、エヌビディア決算について、そこそこ良好な業績と見通しが示されると予想しつつ、株価が必ずしも素晴らしい決算に素直に反応するとは限らないことを投資家は念頭に置いておくべきだとの声があり、「期待値があまりにも高いために、『ニュースで売る』の反応になることもある」と述べ、「今週の反応がどうなるかは分からないため、21日夕方の発表までは様子見姿勢になっても驚きではない」との指摘があった。

 

 この日のエヌビディアは4.35%下落。ハイテク株の比重が高いナスダック100指数は0.79%下げた。S&P500は5000を下回って引けた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.56%下落した。

 市場では、「順調に飛ばしてきたAI関連株に、この日は有意な調整が入っている」と指摘。「この調整は遅すぎたくらいだが、AI神話はまったく崩れていない。それでもこの日は防衛の一日に違いない」との声が聞かれた。

 AIの熱狂で関連銘柄が上昇してきたが、AIが著しい増収につながってきたのはエヌビディアを含む少数に過ぎない。同社の時価総額は約1兆7000億ドルに膨らみ、一時的にアマゾン・ドット・コムとアルファベットを上回った。今年はどの大型ハイテクも総じて好調だが、エヌビディアと比べるとどれも見劣りがする。

 2023年がインターネット黎明期だった1990年代以来のテクノロジー変革元年にあたると指摘があり、一方で「現在のバリュエーションが正当化されるような設備投資の強化と今後の成長路線を、投資家は確認しなくてはならない」との声があった。

 

 UBSグループはS&P500の年末予想を引き上げた。昨年12月に発表した見通しの引き上げは、これで今年2回目。同社ストラテジストは顧客へのリポートで、「当社の強気見通しは、強気が足りなかったようだ」と説明。ゴールドマン・サックス・グループもつい先日、2024年目標設定からわずか数ヵ月で2度目の予想引き上げを行った。

 

 個別では、クレジットカード大手ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズは12.61%上昇。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が出資する米銀キャピタル ・ワンが同社を株式交換にて買収額353億ドルで買収すると発表したことに支援された。。
 スマートテレビのビジオ・ホールディングは16.26%高。ウォルマートが23億ドルで同社を買収すると発表したことが好感された。また、ウォルマートは市場予想を上回る決算を発表し3.23%高となった。

 ホーム・デポは0.06%高とほぼ変わらず。四半期決算では、売上高が5四半期連続で減少。住宅改築・改装需要の後退があらためて示された。

 

 

 国債利回りは低下。先週の長期債利回り上昇を受けた値固めの動きが出た。アナリストによると、英国やカナダの国債利回り低下にも追随した模様。また、市場では21日に公表される1月のFOMC議事要旨に注目が集まっている。2年債利回りは3.2bp低下の4.616%、10年債利回りは1.4bp低下の4.279%。

 米国債市場では短期物が比較的好調。英国債の流れを継承し、利回り曲線の傾斜がきつくなった。欧州だけでなく、カナダ国債も1月の消費者物価指数(CPI)を受けて米国債をアウトパフォームする展開。この日は社債発行も多く、9つの発行体が合計140億ドル超を起債し、米国債の利回り曲線にさらなる傾斜の圧力を加えた。オプション市場では引き続き、さらに大規模な米国債売りに備えたヘッジが浮上している。

 

 原油先物相場は3日ぶり反落。WTIは1.01ドル(1.28%)安の78.18ドル。現物市場では需給引き締まりの兆しが出ているものの、高金利の長期化に対する懸念から投資家心理が総じて悪化した。

 OPECプラスは現在実施している協調減産を4-6月(第2四半期)に入っても継続するか、3月上旬に決定する。OPECがまとめた報告書によると、OPEC第2位の生産国であるイラクは割り当て枠を上回る原油を生産していた。イラクの石油相は19日、カイロで行われたインタビューで外部による推定生産量の見直しを完了してから順守状況を改善する考えを示した。
 一方、紅海では緊張が続いている。19日夜には、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が商船を標的にするようになって以来初めて、攻撃を受けた乗組員が船を捨てて避難する事件が起きた。

 

 

 

 

 日経平均は小幅に3日続落。エヌビディアの決算発表を日本時間22日朝に控え、前日のNY株式市場ではハイテク株が下落。東京市場でも半導体関連銘柄を中心に売りが優勢だった。商社や海運など割安とされる業種には買いが入り、下値を支えた。

 

 171円安でスタートしその後も下げ幅を広げたが、下落局面では押し目買いも入りどんどん水準が切り下がる展開にはならなかった。午後に一時268円安の3万8095円まで下落する場面もあったが、大引けにかけては小幅安の水準でもみ合った。指数寄与度の大きい半導体関連銘柄での利益確定売りが相場を圧迫した。

 一方、割安セクターとされる商社などは堅調に推移し、循環物色の動きも見られた。バンダイナムコや任天堂といったゲーム株の一角も買われた。

 

 TOPIXは0.19%安と小幅続落。プライム市場の売買代金は4兆2861億円。値上がり598(36%)、値下がり991(59%)、変わらず68銘柄。

 グロース市場250指数は2.60%安と大幅続落。1日の下落率としては2023年12月5日以来、2ヵ月半ぶりの大きさだった。20日のNY株式相場の下落を受け、国内の新興銘柄は売りに押された。高PERで相対的に下落リスクが大きいグロース市場銘柄には持ち高調整の売りも出て、指数は午後に下げ幅を拡大した。