NYダウ | 38,671 | -54.64 | ( -0.14% ) |
S&P500 | 5,026 | +28.70 | ( +0.57% ) |
NASDAQ | 15,990 | +196.95 | ( +1.25% ) |
Microsoft | 買 | (10株) | +6.44㌦ | +1.56 % | +64.4㌦ | ( +1,529㌦ ) |
Samsara | 買 | (100株) | +1.16 | +3.38 % | +116 | ( +1,093 ) |
Twilio | 買 | (50株) | +1.24 | +1.76 % | +62 | ( +734 ) |
新規・清算取引なし
'24. 2. 9 収支 | +242.4㌦ ( +3.356㌦ ) | |||
'24. 2月間収支 | +700.2㌦ | / | 5勝 2敗 | 勝率 71.4 % |
2024 年間収支 | +440.6㌦ | / | 15勝 13敗 | 勝率 53.5 % |
9日のNY株式市場は高安まちまち。S&P500は4日続伸し、終値で初めて5000の大台を上回った。S&P500が日中の最高値を更新するのは今年に入り10回目。ナスダック総合も一時1万6000を突破し、2021年11月に記録した終値の最高値1万6057.44にわずか0.42%まで迫った。
人工知能(AI)ブームや好決算を背景に半導体大手エヌビディアを含む半導体株や大型株が買われた。
一方、ダウは決算を手がかりに前日に大幅高となった映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど幅広い銘柄に売りが広がり、一時160ドル近く下げる場面もあり、4日ぶりの反落となった。
週間では、ダウが0.04%高とほぼ横ばいとなったものの、S&P500が1.37%高、ナスダック総合が2.31%高となり、主要3指数がそろって5週続伸。直近15週間で14週の上昇となった。
エヌビディアは3.58%上昇し過去最高値を更新。クラウドコンピューティング事業を手掛ける企業向けに、高度なAI用プロセッサーを含む特注半導体の設計に特化した新事業部門を設立するとロイター通信が報じた。
前日に約48%急騰したアーム・ホールディングスも1.16%上昇。アプライド・マテリアルズは6.87%上昇し、過去最高値を更新。AMDやインテルも2%弱上昇。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.99%上昇し、過去最高値を更新した。
前日には米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、米オープンAIのサム・アルトマンCEOは、世界の半導体製造能力引き上げやAI向上に向けた能力拡充など、ハイテク関連プロジェクトに必要な資金を調達するため、アラブ首長国連邦(UAE)を含めた投資家と協議していると報じた。
S&P500構成企業の332社が決算を発表し、約3分の2の決算が出揃った。LSEGのデータによると、第4四半期決算の増益率は9.0%増と、1月1日時点の予想4.7%増を上回った。予想を上回った企業は80.7%と、過去4四半期の平均76.4%、長期平均66.6%を上回っている。
注目される1月消費者物価指数(CPI)を来週に控えるなか、労働統計局(BLS)がこの日朝に発表したCPI年次改定では、2023年10-12月(第4四半期)の食品とエネルギーを除いたコア指数と総合指数にほぼ変化がなく、大幅上方修正の可能性に神経をとがらせていた投資家を安心させた。
改定が小幅で済んだことは、利下げ開始前に物価上昇圧力の持続的な後退を確認しておきたいFRBには安心材料になるとみられる。インフレは昨年後半に急速に後退したが、金融当局者はこうした進展が持続可能かどうかについて疑念を表明していた。
CPIの改定は通常、小幅にとどまることが多いが、昨年の改定ではインフレ抑制の進展度に疑問を投げかけるほど、大幅な修正が加えられた。そのため今回の改定発表にはいつも以上に注目が集まっていた。
アトランタ連銀のボスティック総裁はこの日、政策当局者らはインフレ率を目標の2%に確実に低下させなければならないと述べ、「針路を維持」する必要性を強調した。
ダラス連銀のローガン総裁は、現時点で利下げを実施する緊急性は見当たらないと述べ、FRB当局者には今後発表される経済データを精査する時間があると付け加えた。
国債利回りは上昇。CPI年次改定の発表直後には低下する場面もあったが、すぐに反転。2年債利回りは昨年12月の水準に再び戻った。
指標となる10年債利回りは4.195%に達し、1月25日以来の高水準となった。2年債利回りは4.499%と、昨年12月13日以来の高水準となった。
CMEフェドウォッチによると、市場が織り込む3月の利下げ確率は18%と、1ヵ月前の64%から低下。5月までの利下げ確率は58%とみられている。
原油先物相場は5日続伸。WTIは0.62ドル(0.81%)高の76.84ドル。週間では4.56ドル(6.31%)上昇。イスラエルとイスラム組織ハマスの休戦への期待が薄れ、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区の南部への軍事侵攻に向けて準備を進めているため、原油の地政学的リスクプレミアムが上昇した。
2月9日 セクター別騰落率
週間 セクター別騰落率