NYダウ 37,683 +216.90 ( +0.58% )
 NASDAQ 14,843 +319.70 ( +2.20% )
 日経平均 33,763 +385.76 ( +1.16% )

 

5938 LIXIL (700株) +44 +2.39 % +30,800 ( +80,150円 )
6619 ダブル・スコープ (2300株) -2 -0.22 % -4,600 ( -48,300 )
2127 日本M&Aセンター (1600株) +16.2 +2.08 % +25,920 ( +171,840 )
1963 日揮 HD (800株) +2.5 +0.15 % +2,000 ( +63,200 )
4062 イビデン (200株) +426 +5.68 % +85,200 ( +247,800 )
4371 コアコンセプト・T (500株) +125 +5.50 % +62,500 ( -22,000 )
6104 芝浦機械 (400株) +65 +1.87 % +26,000 ( +26,000 )
ガンジスの恵み/投信 (124口) +372 +2.17 % +46,128 ( +1,148,240 )
ドイチェ・インド株式/投信 (84口) +387 +1.34 % +32,508 ( +1,416,492 )

Microsoft (10株) +6.94㌦ +1.89 %  +69.4㌦  ( +1,071㌦ )
Samsara (100株) +1.73 +5.67 %  +173 ( +769  )
Twilio (50株) +4.61 +6.68 %  +230.5  ( +836  )

 

新規・清算取引なし

 

 

(日本)
'24. 1. 9 収支 +306,456円 ( +3,083,422円 )
'24. 1月間収支 +329,972円 2勝 1敗 勝率 66.6 %
2024 年間収支 +329,972円 2勝 1敗 勝率 66.6 %
(米国)
'24. 1. 8 収支 +472.9㌦ ( +2,676㌦ )
'24. 1月間収支 -240.0㌦ 2勝 3敗 勝率 40 %
2024 年間収支 -240.0㌦ 2勝 3敗 勝率 40 %

 

 8日のNY株式市場は上昇。10年債利回りの低下が追い風となるなか、新製品を発表したエヌビディアが大きく上昇。大型ハイテク株が相場を牽引した。

 S&P500は1.41%上昇。ナスダック総合とともに上昇率が12月21日以降初めて1%を超え、11月14日以来の大きさとなった。

 

 エヌビディアは6.43%高。人工知能(AI)搭載パソコンの処理を最大7割高速化する半導体を開発したと発表。また、中国の電気自動車メーカー4社が自動運転システムにヌビディアの技術を採用すると発表した。

 その他、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が5.48%、インテルが3.33%、クアルコムが1.68%など、それぞれ大きく上昇し、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3.28%高となった。

 

 アップルも2.42%上昇。仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を融合させたゴーグル型デバイス「Vision Pro(ビジョンプロ)」を米国で2月2日に発売すると発表した。

 

 衣料小売りのルルレモン・アスレティカとアバクロンビー・アンド・フィッチ、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズも大きく上昇。3社はそろって売上高見通しを引き上げた。2023年11-24年1月期(第4四半期)のホリデー商戦が好調で、高インフレや金利高を背景とした個人消費の弱さを巡る懸念を振り払う格好となった。

 

 一方、ボーイングは8.03%急落。アラスカ航空が運航するボーイング737MAX-9型機の機体の一部が5日の飛行中に吹き飛ばされた問題で、米運輸安全委員会(NTSB)は胴体パネルを回収した。納入されて間もない同機に突然の減圧が生じた理由を調査する。

 アラスカ航空1282便はオレゴン州ポートランドから171人の乗客を乗せて出発したが、離陸直後に窓などが吹き飛び、出発したポートランドへの緊急着陸を余儀なくされた。

 

 

 ニューヨーク連銀が8日に公表した12月の1年先のインフレ期待の中央値は11月の3.4%から3ヵ月連続で低下し、3%と2021年1月以来の低水準となった。

 1年先の所得の伸びに関する期待も鈍化し、21年4月以来の低水準となったものの、回答者らは雇用市場に関して楽観を強めていることも示された。職を失うと考える確率は低下し、失業率は1年後に低下すると予想する消費者が増えた。

 

 アトランタ連銀のボスティック総裁は、物価上昇によるリスクと雇用の伸び悩みによるリスクとの間で経済全体のバランスが取れてきたとはいえ、インフレ抑制を確実に継続させるため、引き締めの姿勢を崩していないと述べた。

 インフレ率をFRBの目標である2%に戻すという点について、現時点では勝利を宣言するのは時期尚早。FRBは目先、注意深さを保つ必要があると指摘。早ければ3月にも利下げが始まるという市場の期待を退けた。

 さらにインフレが鈍化する一方、多くの地域で雇用が悪化し始めている兆しが見られることから、インフレ率の低下と低水準の失業率維持というFRBの2つの目標が対立するリスクは「確実に高まっている」が、まだ直接的に対立はしていないとの見解を示した。

 

 米議会の民主、共和両党の指導部は7日、2024年会計年度(23年10月-24年9月)予算の大枠について合意に達したと発表した。

 民主党のシューマー上院院内総務と共和党のジョンソン下院議長が取りまとめた合意は、歳出総額を約1兆5900億ドル(約230兆円)に設定するもので、上下両院の歳出委員会が詳細な歳出法案について協議する道が開かれる。

 つなぎ予算は19日で一部失効するが、超党派の合意により20日に米政府が部分的に閉鎖される事態を回避できる可能性が出てきた。

 

 国債利回りは低下。原油急落のほか、消費者調査で短期のインフレ期待が低下したことが材料視された。2年債利回りは0.6bp低下の4.377%。10年債利回りは1.8bp低下の4.032%。

 5日には、12月の雇用統計を受けて年内の米利下げ観測が後退したことで、昨年12月中旬以来の高水準となっていたが、8日には利下げに対する見方が一部復活。あるケースでは、短期金利先物が3月の0.25ポイントを完全に織り込むことを予想するオプションの買いが増加。同オプションは8日時点で、FOMCが今年2回目の政策決定を発表する3月20日に金利を約16bp引き下げるとの見方を織り込んでいる。

 

 原油先物相場は大幅反落。WTIは3.04ドル(4.12%)安の70.77ドル。サウジアラビアによる原油販売価格引き下げが意識された。

 サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは7日、主要油種アラビアン・ライト原油の2月積みアジア顧客向け原油公式販売価格(OSP)を1バレル当たり2ドル大幅に引き下げ、2021年11月以来の水準に設定。これを受け、中国などの需要が鈍化しているのではないかとの警戒感が広がった。

 紅海の安全な通航を巡る協議で一部の海運会社が親イラン武装組織フーシ派と合意したとの報道も、原油相場を圧迫した。しかし、大手2社はこうした取引の存在を即座に否定している。

 また、ロイターが5日に公表した調査で、23年12月のOPECの石油生産が前月比で日量7万バレル増加したことが明らかになった。イラク、アンゴラ、ナイジェリアの産油量が増え、サウジなどの減産分を相殺した。これを受け、紅海の治安悪化に伴う供給混乱をにらんだ買いが一服。相場は早朝以降、じりじりと下げ幅を拡大した。ただ、パレスチナ自治区ガザでの戦闘が周辺国に拡大するとの懸念も根強く、節目の70ドルの付近では買い支えが入り、終盤にかけて幾分持ち直した。

 

 

 

 

 日経平均は大きく続伸。昨年7月3日に付けた終値ベースでの昨年来高値(3万3753円)、昨年11月20日に付けたザラ場中高値(3万3853円)も上回り、1990年3月以来33年10ヵ月ぶりの高値を更新した。

 前日のNY株式市場で主要3指数がそろって上昇、幅広い銘柄に買いが入った。朝方に上げ幅は一時600円を超え、心理的節目の3万4000円に接近する場面があった。もっとも上値では利益確定売りに押され、上げ幅を縮小した。

 

 327円高で寄り付いた後も上げ幅を拡大。まもなくして、612円高の3万3990円まで上昇した。SOXが大幅高となり、東京市場でも日経平均への寄与度が高い値嵩半導体関連株が買われ、相場を押し上げた。

 買い一巡後は伸び悩んだ。ドル/円が円高方向に振れ、時間外取引での米株先物にも一服感がみられ、また、11日に米消費者物価指数(CPI)や、米企業決算の発表を控え、結果を見極めたいとの雰囲気も強かった。日米とも個人投資家が新年に入って益出しの売りを出していたことも重荷だった。

 市場では「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの年金基金が株式保有比率の調整を目的とした売りを出していたのではないか」との声も聞かれた。

 

 TOPIXは0.82%高と4日続伸。プライム市場の売買代金は4兆1349億円と活況。値上がり1315(79%)、値下がり311(18%)、変わらず31銘柄。

 グロース市場250指数は1.64%高と大きく反発。前日の米ハイテク株高や9日の日経平均株価の上昇で投資家心理が好転し、買いが優勢。もっとも、米長期金利が4%台に上昇するなかでグロース市場では様子見ムードも広がりやすく、日経平均の上げ幅縮小に歩調を合わせるように、午後にかけて伸び悩む場面もあった。