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2012年３月２日、初金曜日
パトリシャ：主よ、人は大いなる悪の状況にあるとき、あなたの「けがれなき神の道」を生きるには、どうすれば良いのでしょうか。
イエス：わたしは、多くの大いなる悪のある、そのような世に来ました。邪悪な状況にいるならば、あなたはそれに抵抗し、真理によって話し、生きなければなりません。けがれなく小さな者たち（産まれる前に殺された幼子と、その他の罪なき子供や人々）を傷つけたにもかかわらず、悔い改めと生き方の改めを拒む者には、わたしの正義の石臼と永遠の火の海が待っています。
自分の責任ではなく、自らの「けがれなさ（潔白）」を失った者は、わたしの目には貞潔で清いのです。秘跡と、真理の正しい教えを通して、多くの恵みを受けた人たちよ、あなた方は、まことに使徒的ですか。それとも、わたしが与えた賜物に、ゆったりとあぐらをかいているだけですか。
カトリック・クリスチャンの信仰を、生きることによって広め、無知な者に福音の真理と教会の教えを伝えることによって、失われた人を探し求めるために、あなたは本当に、あらゆる努力を尽くしていますか。病める者を訪問し、飢えた者に真理の食物を食べさせていますか。貧しい人の皿を満たし続け、日々の糧を与えていますか。その「けがれなさ（潔白）」が十字架につけられている人をなぐさめ、わたしが彼らの傷を癒せるように、わたしのもとに来るようにと伝えていますか。
あなた方自身が十字架につけられた状況にいるのであれば、声を上げ、抵抗し、悪を人目にさらしなさい。悪は真理の光を嫌います。次の世で魂を失うよりも、今の世で命を失うほうが良いのです。（マタイ16：26、ルカ9：25）
パトリシャ：主よ、自分の責任は全くなくて、ひどい状況にいる人や子供たちがいます。彼らは、どうやって逃げたらよいのかも分かりません。
イエス：わたしは道、真理、命である。彼らに、わたしのもとに来るようにと言いなさい。わたしが彼らを自由にしてあげましょう。
自由意志を悪用する者は、審判の座の前に来ることになります。あらゆる邪悪な状況において、わたしの助けを祈り求めなさい。そして、聖母と聖ヨセフ、全ての天使と聖人、殉教者、煉獄の霊魂の助けを願いなさい。煉獄の霊魂は、あなた方の助けを待つと同時に、あなた方の必要のために、喜んで手助けしようと思っています。
「十字架につけられた潔白」の状況にあるならば、幼子殉教者と、その同志殉教者（新しい幼子殉教者）に祈りなさい。（産まれる前に死に追いやられた子供たち。）
ラザロのことを思い出してください。全ては、ゆくゆくは正されます。他の人の苦しみなど全く考えることなく、自由意志を自分勝手に行使する者になってはなりません。
自由意志は、真理と愛と共感のうちに行使されるべき賜物です。あなたの自由意志は、父なる神のみ旨にかなうもの、そして、神の栄光のためのものでなければなりません。あなたの自由意志を、助けを必要とする全ての人のため、そして、教会と神の王国の建設のために用いなさい。「神のみ国は、あなたのすぐそばにある。」（ルカ10：9）あなたの意志は自由です。それを、我がままで、自分勝手な目的を追求するために用いてはなりません。謙遜と、清さと、神と隣人への堅固な愛のうちに、自由意志を行使しなさい。あなたは、自分と子供たちの中にある「清さ（潔白）」の管理者です。知らされていない人や、間違った道を歩み、真理と「清さ（潔白）」の生き方をどこに見いだしたらよいのか分からない人を、助けてあげなさい。
この世で時間を無駄に使ってはいけません。審判の時が来て、自分に褒められるところが何もないならば、救いを望んでも、もう遅いのです。共感も愛もなく、ただ自分への愛しかなく、判決を和らげる愛徳のわざもない者を受け入れるために、地獄の扉は開いています。あなた方は、天の栄光にふさわしい者、天使と聖人と共にいるにふさわしい者となるために必要な諸徳を得る努力をしていますか。愛と喜びと賛美と感謝のうちに、あなたの神のみ前に立ち、選ばれた者と共に神の栄光に与ることができるようになるでしょうか。
霊魂が裁かれるとき、わたしは彼らにこう言いたい。「わたしの父に祝福された者たちよ、世の初めから、あなた方のために備えられている王国を継ぎなさい。（マタイ25：34）天国に入り、自由と、『神の聖なる潔白』のうちに勝利した終わりない愛と平和と真理の中に入りなさい。＋」
