2020年2月16日(日)

「アンマが描かれた絵」を

アンマに祝福して頂く

 

 

2月16日の日曜日も、「公式ダルシャン」 の日であり、午前11時から、「カーリーテンプル」 で行なわれました。

 

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今朝、起きた時、私の心に、昨日大ホールの売り場で見た 「アンマが描かれたガネーシャ神の絵」 のことが思い浮かびました。

 

「シヴァ神」 の子である 「ガネーシャ神」 は、「事業繁栄」 や 「障害除去」 などの力を持っておられる神様として、インド中でお祀りされています。

 

ガネーシャ神は、日本では 「聖天様」(しょうてんさま) と呼ばれて信仰されていますが、もともとはインドの神様です。

 

私はこれから 「マリア様のプロジェクト」 を進めて行く上で、「アンマが描かれたガネーシャ神」 が守り導いて下さるように思われ、購入する方が良いように感じられたのでした。

 

また、ハンカチの裏には、「2020年2月11日」 と書かれていました。

 

つまり、あのガネーシャ神の絵は、私がカラリで一人で作業をしていて、「アンマとの瞑想」 の時間に間に合わなかった時に、描かれていた絵だったのです。

 

さらに、2月11日は 「ルルドでマリア様が出現された記念日」 であり、日本においては 「建国記念日」 で、神武天皇が即位された大切な日ですから、「マリア様」 とも 「日本国」 ともつながりがある日であるといえます。

 

それで、私は、2月11日に 「アンマが描かれたガネーシャ神」 を日本にお連れできれば幸いであると思ったのでした。

 

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午前10時頃、大ホールに行くと、昨日の売り場は準備が進められており、大笑いされた販売担当の女性の姿もありました。

 

そして幸いなことに、「ガネーシャ神の絵」 は売れずに残っていました。

 

私は 「ガネーシャ神の絵も欲しい」 と伝えました。

 

ただ、インドルピーの所持金が少なくなっていて、絵を買うのに足りていなかったので、「明日、銀行に行って両替するので、明日までとっておいて下さい」 と頼みました。(この日は日曜日で、銀行は開いていないのです。)

 

しかし、係の方が言われるには、「とっておくことはできず、買う時に現金で支払わなければならない」 とのこと。

 

さらに 「スウエーデン人の女性が欲しいという話をしていたので、早く買わないと、なくなってしまうかもしれません」 ということでした。

 

販売員の皆さんは、昨日からの流れで、私に買って欲しいと思ってくれて、皆が声を揃えて、「早くATMに行って、お金を引き出して来て下さい」 と言うのでした。

 

私はインドのATMの使い方 (画面の表示) がよく分からなかったので、ちゅうちょしていましたが、皆さんの 「早く、急いで」 という声に後押しされて、アシュラム内にあるATMに向かったのでした。

 

ATMに行くと、ちょうどお金を引き出したばかりのインド人の女性がいたので、「使い方を教えて下さい」 とお願いすると、快諾してくれて、どのボタンを押せばいいのか、最後まで教えて下さったのでした。

 

お陰様で、スムーズにインドルピーを引き出すことができて、私は急いで売り場に戻りました。

 

そして、私が引き出したお金を見せると、販売の方たちは喜んで、ガネーシャ神のハンカチを包んで下さったのでした。

 

係の女性は 「あなたがこのガネーシャ神を日本に持って行くのは、今の日本にとって重要な意味があると思います」 と言われました。

 

「アンマが描かれたガネーシャ神」 も、「アンマが描かれた女神様」 と一緒に、日本に来て下さるようになっていたようです。

 

インドで描かれる神様の絵では、よく 「ガネーシャ神」 は 「ラクシュミ女神様」 や 「サラスワティ女神様」 と一緒に描かれています。

 

やはり、「女神様」 と 「ガネーシャ神」 が一体となって。大いなる祝福を与えて下さるのでしょう。

 

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私は午後7時頃、ダルシャンの列に並びました。

 

私の手には、「アンマが描かれた女神様」 と 「アンマが描かれたガネーシャ神」 と 「アンマが祝福されたルドラクシャのネックレス」 がありました。

 

今日のダルシャンでは、このアンマにまつわる3つの品を祝福して頂くことにしました。

 

それにより、アンマとのご縁がさらに深められるように願いながら。

 

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私は列に並んでいる間、日本で唱えている 「アンマに捧げる祈り」 を 「108個のルドラクシャのマーラー(数珠)」 を繰りながら、祈り続けました。

 

会場では 「バジャン」 (神を賛美する歌) が心を込めて賑やかに歌われており、目の前では、アンマがダルシャンを与えて下さっています。

 

そのような場所で 「アンマに捧げる祈り」 を唱えながら、アンマのダルシャンを待つことができるというのは大変幸いなことであり、祈りも力が増すように感じられたのでした。

 

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列に並んでから、40~50分が過ぎた頃、私はアンマの前に出ました。

 

アンマに3つの品を差し出すと、アンマはまず 「ルドラクシャのネックレス」 を私の首にかけてくださいました。

 

2月14日に落ちたルドラクシャの玉も、再びアンマの手によって、私の胸もとに戻ってきたのでした。

 

そして、アンマはご自分が絵を描かれた2枚のハンカチをゆっくりと手に取られました。

 

アンマの周りにいる数人の帰依者の方が小声で 「アンマの絵ですね」 と言っています。

 

アンマは手にされている 「女神様」 と 「ガネーシャ神」 を眺めながら、しばらく 「うっとりとした表情」 で眺めておられました。

 

アンマはハンカチに描かれた絵を見ながら、静かに楽しんでおられたのです。

 

アンマのこのような表情を間近で見て、私は少し驚きを感じました。

 

私は、アンマは自分が描いた絵だと分かられて、力強く祝福して下さるだろうと思っていたのです。

 

ところが、アンマは、自分が描かれたものかどうか関係なく、「女神様」 と 「ガネーシャ神」 の美しい姿(神様の力の現れ)そのものに感応して、純粋に楽しんでおられたのでした。

 

まさに、それは、「私」 や 「自分」 という感覚を超えて、純粋に神様の美しさに浸る、という感じでした。

 

私はアンマの様子を見ながら、「神の意識」 や 「神の視線」 というものを直に感じることができました。

 

神様は純粋に 「美しいもの」 がお好きなのですね。

 

それは単なる表面的な美しさではなく、「神様の愛」 が表われている 「本質的な美しさ」 です。

 

アンマは、「神様の愛の心」 で 「女神様」 と 「ガネーシャ神」 の絵を描かれました。

 

そして、その 「女神様」 と 「ガネーシャ神」 の絵を 「神様の愛の心」 で眺められ、楽しまれたのです。

 

「ああ、アンマ、アンマ、アンマ! 何という美しいダルシャンの時を与えて下さったのでしょう! 誠に有り難うございます!」

 

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この 「女神様」 と 「ガネーシャ神」 をめぐる穏やかな時が過ぎた後、アンマは私をしっかりと長く抱きしめて下さいました。

 

そして、耳元で、また 「呪文」 のような言葉をささやかれました。

 

こうして、今夜の魅惑的なダルシャンは終わったのでした。

 

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私にとって、2月13日のダルシャンから、今日、16日のダルシャンまでの出来事は、非常に大きな意味のあるものとなりました。

 

そして、私のもとに来て下さることになった 「女神様」 と 「ガネーシャ神」 に 「純粋な神様の愛」 が込められていることも分かって、大変幸いでした。

 

今回のタイミングで、私を南インドへの聖地巡礼に招いて下さいましたアンマ様、神々様、聖者様、そしてお世話になりました皆様方、誠に有り難うございました。

 

心より感謝申し上げます。

 

オーム アムリテーシュワリイェイ ナマハ!

 

オーム ナマ シヴァーヤ!

 

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写真は 「アンマが描かれたガネーシャ神」 ではなく、

一般的なガネーシャ神の絵です。