2020年2月14日(金)

「ホーマとプージャ」 を捧げる

 

 

私は、2月13日のダルシャンの翌日である2月14日に、「ホーマとプージャ」 をして頂くように申し込んでいました。

 

それで、今日の 「ホーマ&プージャ」 の儀式には、いつもの 「片付人」 としてだけでなく、「ホーマとプージャ」 の 「依頼人」 としての立場をもって、儀式に参列したのでした。

 

2月13日(木)にダルシャンを受けて、「マリア様のプロジェクト」 の書類をアンマに捧げて祝福して頂こうと考えた時、さらに、その翌日14日の早朝に行なわれる 「ホーマ&プージャ」 で、アンマや神々様に 「事業推進」 や 「障害除去」 などを祈願しようと思ったのです。

 

アンマのアシュラムでは、「アンマのダルシャン」 (神様からの祝福) と 「ホーマ&プージャ」 (神々様への祈願) を 「セット」 でして頂くことができて、本当に有り難いと思います。

 

これほど 「生ける神」 を感じながら過ごすことができる場所は、なかなかないように思われます。

 

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この日も、プージャリのスワミは、素晴らしい 「ホーマとプージャ」 の儀式を執り行なって下さいました。

 

儀式の終盤に、参加者に 「聖水」 を振りまかれる場面があります。

 

プージャリは私が申し込んでいることをちゃんと分かっておられたようで、私たちがいる方向に聖水をまかれた後、さらに私一人に向けて、大量の 「聖水」 をまいて下さり、私の体は頭から足(ズボン) まで、びっしょりと濡れたのでした。

 

私が少し驚いた表情で、合唱をして礼をすると、プージャリはニヤッと笑われたのでした。

 

その後、私たち依頼者は 「プラサード」 と呼ばれる神様からの記念品を頂いて、無事に 「ホーマとプージャ」 の儀式は終了しました。

 

私は 「依頼人」 から 「片付人」 に変身し、きちんと片付けと清掃の仕事を済ますと、「瞑想室」 でアンマにご挨拶をして、部屋に戻りました。

 

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「アンマのダルシャン」 を頂いた翌朝に 「ホーマとプージャ」 をして頂くという 「最強セット」 の結果は、すぐに現れました。

 

部屋に戻り、汗を流すために、首にかけていた数珠などをはずそうとした時、ブチッという音がして、「ルドラクシャ」 に通していたひもが切れ、ルドラクシャの玉が1個、床の上に落ちて、コーンという乾いた音が響いたのでした。

 

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「ルドラクシャ」 というのは 「菩提樹の実」 で、「シヴァ神」 を表している 「聖なる実」 であり、ヒンドゥ教の方たちは皆、首にかけたり、ブレスレットとして身につけておられますし、「マーラー (数珠)」 としても使われています。

 

もちろんアンマもブレスレットなどのかたちで身につけておられます。

 

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私は直径が1cmほどの1個のルドラクシャに、ひもが通されたものをネックレスの形で身につけていましたが、「ホーマとプージャ」 を終えて部屋に戻ったら、そのひもが突然切れた、というわけです。

 

このルドラクシャのネックレスは、2018年5月に、アンマが来日されて、ダルシャンのプログラムが行なわれた時、その会場で購入したものでした。

 

しかも、このルドラクシャは 「以前アンマが身につけられておられたもの」 ということで貴重であり、ダルシャンを頂く時に持参したら、「アンマが手に取って、私の首にかけて下さった」 という、いろいろな意味で大切なものなのでした。

 

そのひもがブチッという音を立てて切れて、大切なルドラクシャの玉が床に落ちてしまったのです。

 

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私はルドラクシャの玉を拾うと、このように思いました。

 

「ああ、これは次の段階に行くという 『しるし』 だな」 と。
 
今まで普通にあったものが切れて落ちていったのです。

 

それはまさに、これまでの古い段階から、新しいステージに進んでいくということを、アンマが知らせて下さった、と感じられたのでした。

 

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そのことを 「はっきりと示す」 有り難い出来事は、翌日の15日以降に起きてくるのでした。

 

「アンマ、超はんぱない~!」 と言いたくなるような出来事です。

 

アンマは本当にすごいのです!

 

アンマを知らないということは、本当にもったいないことなのです!

 

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さて、私は 「アンマのルドラクシャ」 が落ちた時、次のステージに進んでいくということが分かりました。

 

それで、私の心は安心して、今回の旅のスケジュールについて考え始め、「第一の聖地」 に戻る準備が始まりました。

 

この日の午後、アシュラムの外にある旅行会社に行って尋ねると、2月19日18時30分発の寝台急行列車に空席があり、目的地には、翌日の朝9時半に着くということが分かりました。(18日はすべて満席ということでした。)

 

私はこの寝台列車の切符を買い、帰国に向けてのスケジュールがほぼ決まったのでした。

 

あとは、何らかのかたちでアンマから届けられる 「恩寵」 (メッセージ) を静かに待つだけです。

 

さて、一体どんなことが訪れてくるのでしょうか?・・・

 

アンマ、大変有り難うございます。

 

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写真は、以前、ラマナ・マハルシ師のアシュラムに行った時に撮影した、ラマナ師のお母さんの命日に執り行われる 「大ホーマ」 の様子です。(菊谷泰明撮影)

 

アンマのアシュラムのホーマとは規模も内容も異なりますが、「聖なる炉」 を取り囲んで行なう儀式の様子を感じて頂くためにアップします。

 

このインドで行われていた 「ホーマ」 が、中国に渡り、それを空海師が西安で体験して、「護摩(ごま)」 として、日本にもたらされたと伝えられています。