四十肩・五十肩とは
皆さんは四十肩・五十肩へのイメージってどのようなものでしょうか。
・年齢を重ねるとなるもの
・痛くなるみたいだけどそのうち治るみたい
・我慢するしかない
こんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。
実は四十肩・五十肩というのはいわゆる俗語であり、正式名称は
【肩関節周囲炎】
となります。
以前は40歳~50歳で発症する方が多かったのですが、最近では70歳~80歳で発症する方も増えてきています。
もちろん、別の診断がつくこともありますが一般的には肩関節周囲炎と診断されることが多いです。
肩関節周囲炎について簡単に説明すると、
「上腕骨と肩甲骨の動きがかみ合わなくなることで肩関節周囲の色々な組織が傷つき炎症を起こして痛みが生じる」
です。
肩関節周囲炎には大まかに急性期と慢性期があります。
それぞれの特徴は上記のようになります。
また、急性期と慢性期では治療法が異なります。
痛みが強い急性期には安静を計り、消炎鎮痛剤の内服、注射などが有効とされています。最近では痛みの伴わない範囲での運動(日常生活動作)や痛くない部位の運動(肘や首、背中など)、ウォーキングや自転車などの有酸素運動は、可動域制限の予防や痛みの減少に有効と言われています。
慢性期では、ホットパックや入浴などの温熱療法、運動療法などのリハビリを行うことが多いです。
まとめ
皆さんいかがでしょうか。
今回の記事のポイントは
の3つです。
知らないと怖くなったり不安になったりしてしまうので、この3つを抑えていただいて、自分はどのような状態なのか確認し、適切な行動ができるようにしましょう。
次回は予防方法について書く予定になっています。
よろしければ次もまた見て下さい。
担当のNでした(^^)ノシ