皆さんこんにちは!ブログ担当のNです。

寒さが増してきているこの時期。

こんな姿勢になっていませんか?
 
この姿勢……
 
 
 
肩に負担がかかってます!!
 
 
…かもしれません
 
すべての人に当てはまるわけではないのであしからず。
もし、「四十肩・五十肩大丈夫かな…」「なんか最近肩が変かも…」という方がいましたら、今回の記事を参考に対策してみて下さい!
今回から数回に分けて、四十肩・五十肩についてや簡単な対策をご紹介します。
 
Part1は四十肩・五十肩がどういうものなのか説明していきます!

 

 

  四十肩・五十肩とは

 

皆さんは四十肩・五十肩へのイメージってどのようなものでしょうか。

 

・年齢を重ねるとなるもの

・痛くなるみたいだけどそのうち治るみたい

・我慢するしかない


こんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。

 

 

四十肩も五十肩も我慢しなくて大丈夫!!

 

 

 

実は四十肩・五十肩というのはいわゆる俗語であり、正式名称は

【肩関節周囲炎】

となります。

以前は40歳~50歳で発症する方が多かったのですが、最近では70歳~80歳で発症する方も増えてきています。

 

もちろん、別の診断がつくこともありますが一般的には肩関節周囲炎と診断されることが多いです。

 

 

 

肩関節周囲炎について簡単に説明すると、

「上腕骨と肩甲骨の動きがかみ合わなくなることで肩関節周囲の色々な組織が傷つき炎症を起こして痛みが生じる」

です。

 

 

 

肩関節周囲炎には大まかに急性期と慢性期があります。

 

 

急性期:痛みが強いけれど肩は動く

 

慢性期:痛くないけれど肩が動かない

 

それぞれの特徴は上記のようになります。

また、急性期と慢性期では治療法が異なります。

 

痛みが強い急性期には安静を計り、消炎鎮痛剤の内服、注射などが有効とされています。最近では痛みの伴わない範囲での運動(日常生活動作)や痛くない部位の運動(肘や首、背中など)、ウォーキングや自転車などの有酸素運動は、可動域制限の予防や痛みの減少に有効と言われています。

慢性期では、ホットパックや入浴などの温熱療法、運動療法などのリハビリを行うことが多いです。

 

 

 

 

引用・参考
日本整形外科学会:
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/frozen_shoulder.html
 

松原貴子:EIHについて:ペインリハビリテーションの観点から.ペインクリニック 38 : 601-608,2017

松原貴子: 運動による疼痛抑制の神経メカニズム.ペインクリニック 35 : 16555-1661,2014.

 

 

 

 

  まとめ

 

皆さんいかがでしょうか。

今回の記事のポイントは

四十肩・五十肩 → 肩関節周囲炎!
・肩関節周囲炎には時期がある!
・時期によって特徴も治療も違う!

の3つです。

 

知らないと怖くなったり不安になったりしてしまうので、この3つを抑えていただいて、自分はどのような状態なのか確認し、適切な行動ができるようにしましょう。

 

次回は予防方法について書く予定になっています。

よろしければ次もまた見て下さい。

担当のNでした(^^)ノシ