今書いている詩 (108) 「たろうさんの土曜日」 | たろうくん(清水太郎)のブログ

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    たろうさんの土曜日

 朝7時40分に洋子さんをパート先の
 エコスたいらや西寺方店に
 送って帰ってきてたろうさんは
 2日間の仕事の疲れから寝ていました

 昼前に起きて洋子さんの
 「今仕事が終わりました」の連絡を待ちます
 今日は娘さんが帰ってくる嬉しい日です

 エコスたいらや西寺方店からスーパーアルプス恩方店の
 宝くじ売り場に行き小さいほうの駐車場に止めるのです
 此処に止めるほうが当たると確信しているのです

 洋子さんはミニロトを3枚スクラッチを2種類3枚づつ買いました
 たろうさんはロト6とミニロトを3枚づつ買います

 直ぐ近くのセームス西寺方店でたろうさんのスーパーユンケル1箱と
 白元の貼るカイロミニ10個入り3個と
 フランスの水コントレックスを3本買いました

 今日の昼は昨日のカレーを食べると言いながら
 たろうさんはパンの袋を開けてしまいました
 「違うでしょう」と洋子さんに言われて
 たろうさんは慌てて袋を閉めましたが遅いです

 キュウイの木を切りかけて大仕事に気付いた
 たろうさんは「どうする」と洋子さんに聞きます
 「会社に持って行く袋は今日作らなくていいの」と
 言われ慌ててやめます
 腕も痛さがあまり感じなくなったのでたろうさんは
 思いきってやろうかと思っていたのです

 食事を終えた洋子さんはスクラッチを削ります
 1000円と200円が2枚当たり1400円で
 200円の儲けです
 流石はあげまんの洋子さんです

 たろうさんの袋を縫うミシンの音がリズミカルに聞こえます
 冷蔵庫には娘さん専用のカップヨーグルトが入っていました
 たろうさんは自分のヨーグルトに入れそうになり
 「これは里美のだな」と聴き返しました

 娘さんの大好きな苺を洋子さんは買うのを忘れてしまいました
 空が曇ってきましたお金のなる木に日が当たらなくなりました
 ガビチョウの番(つがい)が餌台で仲良く餌を食べています

 娘さんを高尾駅まで迎えに行くまで時間をもて余している
 土曜日の嬉しいたろうさんです