【ゴールデンウィークスペシャル】
ブログ初出し!
フリー情報誌Qマガジンに寄稿した
超ド級のハプニング
☆☆☆
「アメリカ生活第1位の大ピンチ!!!」
アメリカ7年の生活を終え、とうとう日本へ帰ることが決まった我が家。準備をしなければ、と立ち上がったその先に待っていたのは、途方に暮れてぼう然と立ちつくすそんな出来事だったのだ・・・
中学3年生のムスコは、帰国後、帰国子女の教育に慣れている私立の中学に行くことを決め、募集要項を確認すると、そこには、小学校から現在に至るまでのすべての成績表が必要であると書かれていたのである。
すぐに今通っている学校のオフィスに連絡。成績表の依頼方法を尋ねると、現在はすべての成績表がオンラインでの手続きになっていると分かり、すぐにネットで申し込みをすることに。
小学校2年生の途中から6年生までをシカゴで過ごしていたのだが、アメリカの成績というのは、国内で引越しをした場合、その編入した先の学校の個人ファイルに前の在籍校の成績も全て届くようになっている。なので、このオンラインの申し込みさえ済ませれば、すべての成績が一度に手に入るという非常にスムーズな展開を迎えることとなったのである。
横の連携、パーフェクト!
と軽やかな気持ちで待っていると、なんとオーダーした翌日に、作成を依頼した成績表の写しが早速メールで届いたのである。
デキる子やなぁ
と感心しながらファイルを開いて目に飛び込んできたのは、ISATやPARCC TESTといった州統一テストの3年5年6年生のスコアだったのだ。
これ成績表とちゃうやんか~
ほんでついでに言わせてもらうと
2年と4年なんでないねん!!
なんや、この中途半端な仕事っぷりは、成績表はどこにもないわ、しかも2年分抜けてるし、どんな仕事ぶり!?と怒りに震えながら、連絡先はこちら、と書かれたアドレスに、すぐにメールを入れると、数時間後に返信メールが届いた。
そこには、「われわれは、学区より託されたファイルから、お客様に指定された学年の物を提供するのみで、何かが足りないというようなクレームをいただいても、どうすることもできません」と書かれてあったのだ。
つまり、それは、ファイルの中は実力テストの結果しかなく、しかも何年か間引かれたモン、それが全てである・・・ってこと。ってことはムスコのシカゴでの成績
全部消えた?
それにしても、「我々は出力するだけの会社だから」とか、まぁあっさりと言うてから、困っているお客様の声をその委託元の学区のオフィスに伝えることをしてやろうとは思わないのか?と旦那に愚痴をもらすと
そんなんこの国でやる訳ないやん
と平然と答えるのである。
旦那はこんなことが日常茶飯事な国で7年も仕事してきたのか・・・。なんか、お疲れ様やったなぁ。
とか思いつつも、この大人がやっているとは思えないいい加減な作業に怒りは収まらないのだが、成績表は何とかして手に入れないといけないのだ。
策はもうこれしかない。シカゴの学校の校長先生に事情を説明して再発行ができないか頼んでみるしか・・・。
頼む、データよ、残っていてくれ。
嗚呼、帰るギリギリまでこんな形でアメリカに振り回されるとは
もう泣いたろかっ
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