ムスコのガル男、クラス分けのテストが終わったからといって、漢字の勉強をやめたわけではない。

 

とにかく、目に飛び込んでくる文字を読んだり、コレはなんだと質問してきたり・・・

 

そうしていたある日

といつもの漢字解体クイズのスタートワードが出て来たのである。はいはいはい、準備万端、さぁ、こい、と構えたら

 

えっと~惑星の惑の下の心がないやつが土へんについたら何て読む?

 

と言ってきたのだ。

 

おい~、ちょっと待て~!!

 

その解体、正しくできてもうてるやん。

ベテラン解体業者かっ!!

さては赤プリ解体事業も担ってたな・・・

 

あまりの美しすぎる解体の様にオカンちょっとへこんでまうという。

 

それは「域」だな・・・と答えつつ

すかさず、「惑星て言葉なんかなんで知ってんのよ?」と聞くと

「理科の授業で習ったから」と。

 

そういえば、一緒に星の並びや月の見え方とか期末テストん時やったな・・・と思い出しながら、あぁ、もうあの「オマエ、ほんまカオスやな」と思わせてくれる漢字解体クイズはこうやって終わっていってしまうのか・・・、とちょっと切なくなっていたある日のこと。一緒に外を歩いて目に飛び込んできた病院の看板

 

谷村医院

 

を見てひと言。「読むから言わないで」

静かに待ってると「たに、たに・・・・う~ん」と考え込むガル男。

「う~ギブアップ」と言ったので、「たにむら」というと「あ~そうそう、むら!」と残念そう。

 

「あのさぁ、村って漢字、小学校1年生で習うねんけど?」

と言うと

「村は、最近学校で習ったり見たりする漢字で出てきてないから」と言うガル男。

 

だな、急に中3の授業で

粒立てて「村」をフィーチャーしねぇな

 

ガル男にとって、何年生で習った漢字というこちらが思う「難易度」というのは一切関係なく、今入ってきた漢字がニューワード。見た順、触れた順に頭に入っていくのだ。

 

だから「域」よりも難しい「惑」の方が先に読めたり、「村」が読めなくても「食戟」とかオカンが読めねぇような漢字が読めちまうことも・・・。

 

本人にとってはいたって普通らしいが、日本で生まれ育ち、入っていく漢字の順番というのがなんとなく決まっていたオカンにとってはなんともアンバランスで興味ぶけぇ~と思ったのでありました。

 

 

【おまけ】
・アメリカのレジで寸法合わねぇじゃねぇか、な質問をされ思わず言葉を失ったお話は右矢印コチラ

・我が家がシカゴで住んでいたのは小さな「村」。その平和な村で起きたネットを騒がさせたとんでもない事件は右矢印コチラ


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