旦那がある日、週末に神社に行きたいと言い出したのだ。

 

京都に住めば神社仏閣それはもうたくさんあるので、海外育ちのガルたち(子供たち)にも良い提案ではないか、と思っていたら、どうも行く理由が違うというのだ。

 

「厄払いをしたい」と言うのだ。

あれ、厄年終わったんちゃうの?と聞くと、自分ではなく、仕事においてのことでね・・・というではないか。

 

なんと自分のことではなく、会社での何かに対して神社に行きたいという。すげぇサラリーマン頑張ってるなぁ、とちょっと感動してしまい、ならば日曜の早朝から行こうではないか、となったのである。

 

そこで「京都・厄払い・神社」で検索

出て来た石清水八幡宮へ行くことに決めたのである。

 

駐車場に車を止めて、参道を登ろうとすると、道が二手に分かれていたのである。


まっすぐ行けば表参道、本殿まで40分階段380段ほど。右を選べば裏参道、本殿まで30分の560段

 

どっちもイヤやん


駅へ行けば、本殿少し手前まで行くケーブルカーがあるのだ。しかし、旦那、せっかくだから、ケーブルでなく歩いて行こうというのだ。

せっかくってなんやねん

 

とその分かれ道で10分早く着くという裏参道を見たのだが

 

なんじゃ、あの急勾配の階段

膝大爆笑コースか...

 


200段多く登って10分しか稼げず、挙句本殿で膝から笑い声が聞こえるようなお参りとなる裏参道は諦め、表参道でゆっくり上ることにしたのである。

 

すると途中、なんだが厳かなシーンに出くわしたのである。


宮司さんたちが、なにやら儀式を執り行っていたのである。

尋ねてみると、今日は初いなりの日だということがわかったのだ。

 

こんなシーンに出くわしたのも、歩くことを選んだお陰か、と旦那の「せっかく」というワードが途端にいきてきたのである。

 

そこからは無言にならざるをえないくらいの坂、階段の連続。すると色とりどりのダウンにリュックを背負ったおば様たちの集団に追いついたのだ。

 

この格好、それはまさに山おば・・・・山ガール

 

そうか・・・

この神社は登山ビギナーたちに選ばれてしまうようなところだったのか・・・。

あぁ、リサーチ不足に

酸素不足

 


標高1400mのリノで2年鍛えたワタシの鉄の肺は、帰国して8ヶ月、もうどっこにもいないのでありました。


 

 

【おまけ】

鉄の肺機能を手に入れていた頃、その標高の高さゆえ爆発したモンがありました→こちら


標高高いと財布の紐が緩むらしいなお話は→こちら


登ったのに即降ろされる、ならずっと登らせろよ、しかし一番の難所はそんなもんじゃ〜なかったというサバイバルなお話は→こちら




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