今日はバレンタインということで「愛」なお話を一つ。

 

ムスメのガル子は高校3年生で、実はもう高校生最後の期末テストも一足早く終え、学校は終了し、残すは卒業式だけという状態なのである。

 

そんな中、ガル子がとある書類を先生に渡さないといけなくなったのだが、学校へはもう行かないため、同じ学校に通っている弟のガル男にそれを託そうとしたのである。

 

3人でテーブルを囲んでいる時に、その話題になり、渡してほしい書類があることをガル子がガル男に伝えると、どうもその先生がどの先生なのか、はっきりしなかったガル男がこう聞いたのである

「あっ、その先生って、いっつもラブコート着てる?」と。

ラブコート・・・

 

なんや、初めて聞くやんか。あれかい?コートの半身側に半分のハートが描かれていて、もう一人が着るコートの逆の半身に半分のハートが描かれていて、二人が並んで立つと、ハートが出来上がる、みたいな・・・んなワケないか、と思っていると

 

「そそ、ラブコート着てる」と答えるガル子

 

おいっ、着てんのかいっ

個性強い先生おるんやなぁ、と思いつつも「ラブコートってどんな?」と聞いてみたオカン。

 

え・・・知らんとかある?みたいな顔でオカンを凝視するガルたち。

はっは~ん、なんか匂うなぁ

 

するとガル子が説明し始めたのだ。「あれやん、ほら、実験の時に着てる白衣のこと」と。

 

あれ、ラブコートっていう名前やったんか!初耳中の初耳!と言いかけてハタと気が付いた。

 

それもしかしてラブやのうて

ラボちゃうか!?

 

「そのラブってLabって書くかい?」と聞くと、「そうそう」とガルたち。研究室のラボラトリー略してラボは、帰国子女チームはラブラトゥリ~いうて発音してるから、ラブと略すため、そのままカタカナ風に乗っけた結果、想いがあふれんばかりの求愛コートが仕立て上がったという・・。

 

帰国子女同士て通じ合ってしまうと、それで正解と認識してしまうという厄介大発生。

 

きっと山ほどあるこの厄介。こうやって、会話の中から、一つずつ潰していくしかないのだろう。

 

 

 

【おまけ】

ガル男、ネバダの学校で唯一その間違いを訂正できる立場であったのに、一緒になって勘違いしてもうた残念なお話は→コチラ

 

オカン、渾身の勘違いは、アメリカ人ママの腹筋を崩壊させるほど笑わせてしまいました→コチラ

 

 

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