日本語の表現は豊かである。

日本語で思いついた表現を英語に直そうとすると、「ちゃうねん、それ、なんか物足りんやん」という英語になることはしょっちゅうである。

 

それはつまり、帰国子女たちからしたら、「え、なんでこれを表現するのに、言葉を変えなあかんねん」が発生することになる。

 

ムスコのガル男、ある言葉が魔法の言葉とでも思ってんのか、というくらいあちこちに散りばめて使うのだ。

 

その言葉とは

 

「強い」

 

である。

 

先日、喫茶店でオーダーしたチキンバーガーの中のソースが山ほど入っていたのだが、ガル男途中で

「もう、このバーガー、強い。ソースが強い」

というのだ。ソースが多くて味が濃いことを「強い」ひとつで乗り切ろうとしていたのだ。

 

また別の日。

自分が履いていた靴下をオカンの顔付近まで持って来て

「匂って、強い、めっちゃ強い匂い」

と。それは、あんた「臭い」やな・・・

 

なるほど、英語で言うところのstorong taste に strong smellという表現をそのまま日本語にあてがっているのだな、と「ストロング説」を帰国子女のトリセツに加えようとしていたところ、教科書を持ってやってきたガル男。「ママ、この強い文字の漢字、なんて読む?」と。これは、太文字・・・。英語はbold

急に現れた「見た目説」

 

やっぱり、帰国子女のトリセツはカオスである・・・

 

 

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