日本に帰って来て、新調した家電はいくつかある。

 

その中で、アメリカ7年の生活で最後の1年弱で、ついにおかしくなってしもうた我が家の炊飯器。スイッチオンにしても炊飯せずに「ム~ン」という音だけを奏でて、ボディがあつ~なるという

恋わずらい中かっ

 

みたいな炊飯器となってしまい・・・。なので、炊飯器は日本に帰って新調した家電のひとつである。

 

炊飯器は、日々進化しているんだなと思わせてくれたのが、シカゴで知りあった、国際結婚をしている友人だった。

 

彼女はその当時でもうアメリカ在住10数年。日系アメリカ人と結婚し、と同時にアメリカへ渡ったのだが、その時に家族から、これだけは重いけど持って行け、と渡されたのが、炊飯器だったという。

 

アメリカでも炊飯器は売っているが、やっぱり日本製が一番。彼女はその十数年前に日本から担いできた炊飯器を今でも大事に使っている。

 

その炊飯器、最近主流の四角いカタチからは程遠い、しっかりとしたドラム缶スタイル。そのいかついボディとは裏腹に、全体にあしらわれいてるのはあわ~いピンク色の花模様、上の部分にのっかったちょんまげのような取っ手の端の出っ張りをぐっと抑えながら開けるタイプで

ごっつ昭和~

とそれだけでも驚いてたのに、まさかの一升炊き

 

下宿屋でも始めるんか

 

と新婚の娘に持たせるにはあまりにもデカいサイズの炊飯器だっただろうが、子供が生まれ、成長しても、ずっと使えるようにという、異国の地で住む我が子を思った親の気持ちが現れているような気がして、ツッコミながらもジーンときたのである。

 

そんな米周り案件。どんな案件やねん・・・

アメリカではストレス、日本で解消、というあることに帰って来てから気付いたのである。それは、お米の量である。

 

日本はスーパーで売っている主流のサイズは5キロ。それに合わせて買っていた米びつだったのだが、アメリカにいくと、米袋下3cm分くらいのお米が米びつに入りきらないのである。

 

なんやねん、このちょろっとは

 

と言いながら、お米の入っていた袋の口をくるくるまいて輪ゴムでとめ、米びつの後ろにそっと置く、そんな毎日だったのだ。

 

どうしてそうなるのかというと、お久しぶり、アメリカ俺様単位のせいなのだ。あの国におけるキリのいい15パウンドで売っているので、日本でいうところの6.8キロ、実に中途半端。

 

スーパーで買ってきたお米が、米びつにぴた~っとハマる今。なんとも言えないスッキリ感を台所で、だ~いたい月に一回、味あわせていただいているのである。

 

 

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