日本の学校でムスコのガル男、今日も日本語シャワーを全身に浴びながら頑張っている。
通っている学校、クラス分けのテストで相当日本語力が低いと判明した生徒には、ありがたいことに日本語の特別な授業が用意され、小学校1年生からの漢字を猛スピードで学習し直すのだ。
しかし、義務教育期間中、学ばねばならぬ事は決まっているので、通常の国語の授業にも参加しなければいけない。もちろん、ここもクラス分けがあり、ガル男は少人数のよちよちクラスで授業を受けているのだが、当たり前だが容赦なく漢字テストがある。
よって、ガル男は、「日本語」という授業の猛スピードでやり直しているリニアモーター漢字ドリルと「国語中3」の画数多すぎてもはや虫に見える昆虫ドリルの二つを同時進行でやっているのだ。
なので「青い空」「広い海」とかやった後に、「自粛」だの「御璽(ぎょじ)をたまわる」だとかが出てくるという振り幅が恐ろしく広い漢字学習となっている。しかしまぁ、御璽とか
一生たまわらねぇな
初めての漢字テストの日の朝、必死に書き取りばかりしていたガル男にガル子が言う。「読みもあるハズだよ」と。ガル男、「マジか・・・よめへ~ん」と・・・。いやいや読めずに書くとか
逆に天才
と感心しつつ、朝から漢字学習「おかあさん&おねぇちゃんといっしょ」が始まったのである。
ある程度一緒にやった後、一人で確認作業へと移行。家のあちこちでブツブツ言っている。
問題は、「漆黒の闇」。
え~っとこれは、しっ、しっ、しっ
しっころのやみ
ガル子とガル男のお弁当が見れるよ。