ムスコのガル男、初めてのおひとりさま電車デビューの日。
→第1話はコチラ
「どこ行き」の電車に乗るのかという一番大事な情報であるところを「ウ冠にタマ」という不完全なヒントだけを引っさげて、ホームへと上がって行ってしまったガル男。
ガル男が改札を通ってから30秒ほどたった頃だろうか、「タマ~」と朝から大声で叫び通勤のおじさんに振り返られてもうたオカンも改札口に到着。
その時点で、ガル男が乗る電車が発車する4分前であった。
不安でしかない。どないしようか、いや、任せたらよろしいがな、と心の中で戦った結果、やっぱり様子を見にいっとこ、とオカン、ホームへ上がることにしたのである。
階段を上っていると、ガル男が乗るべき電車がもうすでに到着しているのが見えた。「なら、もうさすがに乗ってるわな」とペースを落とし階段を上りきって見えたのは、乗るべき電車を背にして、同じホーム向かい側で余裕こいた顔で立っているガル男。
「おーい、ガル男、逆や逆、乗る電車コレやがな~」と乗るべき電車を指さしてガル男をその電車に乗せたオカン。
ガル男よ、逆の方向の電車に乗って行った先にあるのは、銭湯じゃわい。
風呂入ってどないすんねん
学校行けよ。
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