友人とブランチに行ってきた。
このところ引越しの作業で台所周りの物を少しずつ片付けているのもあって、外食の回数も増えていたせいか、少し胃もたれ気味だったワタシは、中に野菜だけが入ったオムレツをオーダーすることにして、友人は、メキシカンな朝食をオーダーすることにした。
ほどなくして運ばれてきたワタシの朝食
卵、山ほどつこたな
という分厚さのオムレツとなって登場。こんがり焼きあげられた奥に見えるハッシュドポテトはこう見えて無味。
厨房のスタッフよ、塩かけぇ
そして、オムレツの上に飾られているのがアボカド。アボカドというのは、サラダに入っていたり、なにかと和えるメニューに入っていると、その料理を少しレベルアップしてくれ、注文しようと決めるフックとなりがちな魅惑の食材であり、そのグリーンのグラデーションの美しさで、料理の仕上がりをぐっとおしゃれに演出してくれるものと信じてきていたのだが、作り手次第で、こんなにも極限にまで魅力を削ることもできると知ったのである。
そして友人の前に運ばれてきた料理が
クソでかい
食べ盛りのムスコを抱えたかぁちゃんが、肉焼くからいうて出してきた
特大サイズのフライパンやん。
スキレットでシャレた感じで出してくるのはよくあるが、このでかさのフライパンをお皿にする発想と、この分量を朝食に出すアメリカにやられっぱなし。
そして友人が言う。「ワタシこの豆きらいやねん」と。
いや、なんでメキシカンにした!
この7年間、いろんな分野において、自分史上最大をいとも簡単に超えてきてくれたアメリカ。このオバケメキシカンは、おそらくこのアメリカ生活、ブランチ部門において最高記録サイズとして登録されるだろう。
いやぁ、帰る間際での記録更新、素晴らしかった。
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