駐妻ちゃんから、以前あるメッセージをいただいたことがある。それは、勧められることをやらなかったことで、疎遠にされてしまった、という。
駐妻の世界において、情報交換というのは非常に活発だ。それは右も左もわからずやってきた駐妻にとって、とてもありがたいのだが、時に人には好みがあるという基本事項を忘れ、
「あそこ、おすすめ」から始まり
「絶対、行った方がええで」からの
「あそこ、もう行った?」となり
「え?まだ、あそこ行ってへんの?」に発展し
「は?なんで行かへんのん?」
と最終的に怒りに変わるという、お世話好き変貌5段活用女子が存在することもあるのだ。
タイ時代、とある駐妻御用達の店に行ったことがなかったもんやから、半笑いで「へ?もぐり?」と言われたこともあった
ずっと機嫌よう浮いてましたケド
そして現在、アメリカ生活でも同じく。アンティークハントに一緒に行こうと言われ、「あんまり興味ないからエエわ」と言うと、「興味ないってどういうこと!?」とドン引きされたこともあったが、いやいや、駐妻全員横並びで全員同じ趣味ってコピー人形みたいにいいなや
わしゃパーマンかっ
いや、女子やからパー子か、と心の中で言って、成仏させたこともあった。
足掛け12年の駐妻生活で思うのは、
行きたい思たら行く。
行きたない思たら行かへん。
さらに
のらりくらりなんとなくの返事をせず、教えてくれたこと、誘ってくれたことに礼を言い、ほやけど、ワタシはちょっと趣味がちゃうかもなぁ、とジャブ的にお断りを一番最初の段階で入れておく。
がベストな方法かと思われるのである。
狭い日本人社会のさらに駐妻界にいると忘れがちだが、シンプルに自分発信の意見に従うでええんとちゃうんかなと。
それで嫌われたら、どないしよって?
そんなことで嫌う人、友達ちゃうや~ん
と。だからといってその疎遠にした人を嫌う必要もないし、好かれる必要もなく、ビビる必要もなし。自分も常にフラットでいることが大事かと。
でもその人が一大勢力の一味で、近所の人たちほぼ全滅状態になってしまったとしたら?
よろしいやんか、その一大勢力と付き合わんでも。今やネットの時代。店や習い事や自分で探して開拓したら。そこには、緊張も失敗もハプニングもオモシロも・・・色んなモンが転がってる上に、気の合う人とも繋がったりする不思議も待ってたりも。
つまり
「一人を怖がらない」そして「自力の行動」
これができると、ラクになる、そんな風に思います。
あっ、それと番外編でひとつ。
そのお世話好き変貌5段活用女子が関西人なら、魔法の言葉がございます。
行けたら行くわ
これ、肯定も否定も含まれるので便利。たとえ行かなかったとしても、行けたら行くわは8割方行かないもんやと心得ておりますさかい。
どうぞご利用ください。
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