週末は、リノにあるチェンバーオーケストラ(室内管弦楽)を聞きに行くことにした。

 

というのも、あのグラミー賞受賞アルバムの中でオーボエを演奏していて、以前オフィスにお邪魔させてもらったグラミー先生に、いつもレッスンしてもらっている、リードーソーカー若者編をくれたベビーフード先生、そしてユースオーケストラで指揮者をしているマエストロくんがその楽団で演奏しているからである。

 

オーケストラと何が違うのかというと、その人数。大所帯のオーケストラと違って10数名から20名ほどの少なめ編成なのである。

 

そのことを知らなかったムスコのガル男。

会場に入り、ステージ上にセットされている10本ほどの譜面台をみて

発表会?

と戸惑いをかくせないでいた。

 

会場は、しっかりとファンがいるようで、満席。

リノフィルのコンサートの時のように、ステージ上に出勤、各自気がかり部分の練習からのぬるっと本番、とは違い、会場が暗くなり、ステージの光が強くなったところで、楽団が登場という段取りであった。

 

そして1曲目はなんと、オーボエの2人がどセンター。しかも今回は、指揮者なし、という18世紀後半のスタイルでお届けする、というコンセプトのため、グラミー先生とベビーフード先生が丸見えなのだ。

 

オーボエ奏者が頭の先からつま先まで全部見えるなど初めての事で興奮する親子。オーケストラの時は、とにかく重なる弦楽器の人たちで見えにくく、グラミー先生の頭部がサンライズ式というアドバンテージのお陰でなんとか探し当てられていたのだが、今回は探さずともど真ん中。

 

さらに、この室内管弦楽団、チェロやコントラバス以外は立って演奏なのだ。なので、奏者たちが、みな、揺れに揺れて演奏するので、クラシックなのにノリノリ。

発表会ちゃう、フェスやんか

と、そのノリノリスタンダップ式に衝撃を受けたのである。

 

 

息遣いが聞こえ、指使いもよく見え、ガル男もあんなに自由に動いて吹いていいのか、ともらすほど、思うところ、学ぶところがあったようである。

 

ガル男のユースオーケストラコンサートまであと10日。師匠たちの演奏から学んだ事を取り入れて、どんどん試してきてほしい、と思った土曜の夜でありました。

 

 

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