ムスコのガル男は現在通う中学校で吹奏楽部に入っているのだが、3月ごろ、1泊だか2泊だかしてロサンゼルスのコンテストに出て、ディズニーで遊んで帰ってくる、というプランを去年から実行している。

 

 

バスで片道7時間ほどかけて向かうので旅行費は安めに設定されている、とは言うものの、それでも1人頭300ドルほどかかる。

 

 

もちろん、それを支払えない家もある。

 

 

そこで吹奏楽の先生が

「ほな募金活動や、その募金で集めたお金を差し引いて、一人当たりの負担を減らしたらええねん」

と生徒に配ったのが

 

 

 

こんなんとか

 

 

こんなんの

 

甘い誘惑シリーズ募金

 

 

この食べ物をオーダーすることでその売上金の一部が学校に支払われ、資金となる、というシステムである。

 

 

これまでもシカゴで何度となく協力はしてきたものの、こういった中年の敵商品は、たくさんもいらぬ。

 

 

それに、ここに親戚などもいないので

我が家はいつも1品か2品買うというレベルだった。

 

 

しかし、今回ふと思いついたのである。旦那の会社の現地スタッフや、出入り業者のおばちゃんたちに聞いてみるのはどうだろうか、と。なかなか気さくな人たちが多いのだ。

 

 

ダメ元で旦那にパンフレットを渡し、お願いしてみた。

 

 

2日預けて戻ってきた注文票には、ずらりオーダーが記入されていた。旦那いわく、Ok!買うよ、かうよ~とすぐに商品選定に入ったという。

 

 

 

こういった募金活動に慣れているアメリカ人であり、パンフレットに掲載されているのは、そんなアメリカ人が大好きな甘いもの。よう出来たシステムだとうなりたい。

 

 

 

みな歳はワタシより同じか上くらいの人たちなのだが、飛ぶように売れた味は、ピーナツバター&チョコチップクッキー。

 

 

おぉ中年の敵ダブル・・・

 

 

かと思うと、パンフレット上の写真に掲載されていないフレイバーが書き込まれていて…。

 

 

これは間違いか?とよ~く確認すると、パンフレットの隅の方に羅列されていた、写真なし文字だけのフレイバ―だと判明。

 

 

そこから好みのものをチェックして探し出してオーダーしているという

本気やな…

 

 

こうして我が家も一番カロリーの低そうな、甘さ控えめのモノ、と隅々まで探し、オートミールレーズンクッキーをオーダーした。

 

 

ガル男にお金持って行くのはいつかと聞くと、水曜日と答えた。156ドルという大金を彼は水曜日に運ぶ。

 

 

 

アップ猛烈に甘い予感はするが、猛烈に苦いコーヒーといただく予定だ。

 

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