週末の朝、息子のガル男を起こそうと部屋に行くと、「光が痛くて目が開けれない」と言い出したのだ。

 

目ヤニが少しでて、なんとなく瞼も腫れているように見える。

 

あぁ、病院かぁ、と。

なんでだろうか、子供の病気ってのは、金曜の夜から土日祝日と病院が通常営業していない時をめがけて発生する。

 

しゃぁなしと救急外来のサイトを見ると、お昼スギに空きがあり、すぐに予約。その病院とは、そうワタシが膀胱炎でお世話になったあの病院である。

 

お察しの通り、青い瞳の君との再会をちょっとだけ期待した。

 

受付を済ませ、ナースのバイタルチェックと説明、といういつもの流れを済ませて

ドクターを待つ。

 

その間に、ふと英単語を確認したくなったのだ。せや、目ヤニってなんて言うんやったけ、と携帯を取り出すと、まさかの圏外。ガル男にきくと、eye boogers(アイ ブーガー)でいいんじゃない?と返ってきた。

ブーガーて、あの鼻くそでお馴染みの・・・

それはご婦人が使ってよろしい単語なのだろうか。だって、四十路のオバハンが病院で「目くそ」って言うことになるわけやろ?

 

しかしもう調べるツールがない。危なすぎるので、黄色いネトッとしたモンと言おうと用意した。

 

そして、ついにコンコンとドアをノックする音がした。いよいよドクター登場である。

 

ガチャと入ってきたのは、あの青い瞳の・・・ではなく、ぐりっぐりのスパイラルパーマの女医であった。

 

用意していたオンナの顔を放り投げ、母の顔でナイストゥーミーチューの握手をし、ガル男が症状を説明し始めた。先生が目をさくっと調べて、「これは、めばちこ(ものもらい)とはちゃうなぁ」とひと言。そしてフローレッセン ダイするからちょっと待っててね、と部屋を出て行った。

フローレッセン・・

なんやそのシャウエッセンみたいな単語は

 

そして、戻ってきた先生、ガル男の右目に目薬をポトン。最新と言い難いぶ厚めの手鏡型ライトをオンにして、部屋のライトを消した。するとまつげからなにから全部蛍光グリーンに!ガル男の右目

パ~ティピ~ポ~

 

そして、先生が、アゲアゲの右目をじっと観察し、あったあった、small wound on corneaと発見。角膜に小さな傷があったのである。どうやら、ガル男、コンタクトで角膜を傷つけてしまっていたらしいのだ。

 

実に斬新な傷の見つけ方になんか知らんケド、でんじろう先生の実験をライブでみているようにワクワクしてもうた。

 

若いから、すぐに治るわよ、と目薬を処方され診察は終了。

 

ガル男くん、しばらくのメガネ生活、スタートです。

 

 

 

アップちなみに、「クソ」を付けずに目やにを言うには、eye mucusとか簡単な口語ではsleepもよいそうな。

 

ダウンフォロワーになって、よい週末を~