ようやく面倒な受付をすませ、待合室で待つこと5分。名前が呼ばれて診察室に通される。
アメリカの病院。日本と何が違うって、診察室に入っても医者はいない、というところ。どことも繋がっていない完全個室の診察室に患者がまず先に入る。そりゃぁプライベート感満載。ひと目を気にせずリラックスできるだろう、って、
できるかいっ。静寂のせいで緊張感3割増しや。
そして、入ってくるのはまずナース。ナースに体温やら血圧やら、コードブルー的に言うバイタルチェックが行われ、「で今日はどうしたの?」と聞かれる。
これが1つ問題なのだ。ムスコのガル男の時に何度か経験しているのだが、このナースに症状を詳しく説明、いつから始まって、こんな薬を飲んだだの色々喋り、パソコンに打ち込むにもかかわらず、ドクターにも再び同じことを聞かれるのだ。
ほな、なんの時間!?
間違いが起きないようにダブルチェックなのかもしれんが、さっき言うたケド感は漏れてまう。
しかもだ、アメリカの診察台っちゅうのは
座るとこが高いのだ。足をぶらぶらさせながら、「排尿時にバーニングセンセーションでして」とか説明していると、なんか、高いたか~いされてる気がしてきて
なんでこんな高いとこおんねん
とふと冷静になって恥ずかしくなる。
ナースに全てを説明した後、採尿するからとトイレに案内された。そこには、持て余す~ってなくらいのデカい個室トイレ。そして、渡された採尿カップは、ハードプラッチックしかも蓋つき。いやぁこれは
蓋を閉めるほうも開ける方もどっちも嫌やな
と思いつつ提出した。
そして、診察室に戻り、ドクターがこのプライベート感満載の隠れ家的診察室にやってくるのをしばし待ったのである。
明日、やっとドクター登場するやん。
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