ひと月半、楽しく過ごしていたムスメのガル子が日本に帰ってしまい、日中にぽっかりとあいた時間ができてしまった。なんせ寂しい。そこで、日中を埋めなければ、とせっせとマシーンピラティスを入れ、寂しさを紛らわすために毎日、必死にトレーニングに励んでいた。

 

ちょっと追い込み過ぎて疲れたな、とは思っていた。

 

それでも寂しいよりはましだから、とも思っていた。

 

そしたら

 

そしたら

 

なってもうた

 

 

膀胱炎がーん

 

なんとなく気づいたのが夜の7時。家にあった抗生剤を放り込み、悪化する前になんとか食い止めれるかと祈り、見事ブレイクスルー、菌側が。

 

そっからはもう悪夢のみの悶絶タイム。

押し寄せる尿意の中、翌日の病院の予約を試みると奇跡的に朝10時という時間がとれた。神はいた!と喜んだのだが、この尿意、食欲や睡眠欲に神はいた的奇跡の喜びをも消し去るほどの猛威を振るう。

 

トイレに行きたい→行く→終わるとすぐ尿意→我慢する、でも行く→終わるとすぐ尿意

 

地獄の無限ループにジョイン

 

何度もトイレにいくもなかなか改善されない。抗生物質には即効性などないから耐えるしかない。

 

あぁ、難攻不落の膀胱城

 

手ごわい。

 

 

闘い続けること5時間、夜中の2時頃だったか、トイレの間隔が広がり、知らぬ間にリビングのカーペットの上で眠りにつき朝を迎えていた。

 

そして朝9時半、尿周りの英単語をひっさげて病院へと向かったのである。

 

 

 

ちょっと休憩しろということなのだろう。

 

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