ムスメのガル子、平成最後の夏をアメリカで過ごし、日本に帰る日が近づいてきたある日のこと。
今回もサンフランシスコ経由で羽田へ到着というルートだったのだが、ひとつ問題があったのだ。それは、乗り継ぎにちょうどいい時間帯のリノからサンフランシスコへ飛ぶ便がここ最近いつも遅れる、ということであった。
それもどうやら我が家の鬼門ロスから飛んできて、その後リノ行きになるようで、遅れ方が半端なく、近々で見ると、最高4時間遅れ。羽田行、飛んでもうてるやん・・・
リノからサンフランシスコへはユナイテッドしかなく、JALで羽田に飛ぶガル子は、さらっと乗り継ぐことができない。一旦荷物を取り、なんちゃらトレインに乗って国際線ターミナルへ移動し再び、チェックインしないといけない。よってリノ発が2時間遅れた時点で、サンフランシスコで一か八かレースを展開することになるのだ
ならば、早い時間のリノ出発のフライトにすればええではないか。確かに。朝イチの飛行機は機材がすでにリノにある状態なので、遅れることはない。しかしそのフライト朝6時。乗り継ぎまでなんと9時間待ち。
ガル子初めての牛歩乗り継ぎ&チェックイン
いやいや、分速10㎝で移動する光景、異様すぎるやん。
とはいえ、遅れない日もあるからと良き時間帯の便に賭けてみるというのも危険。ということで、結局車で4時間、えっちらほっちらサンフランシスコまで車で送ろうか、となったのである。
そして、ガル子いよいよ日本へ帰る日。無事に良き時間に空港へ到着。そこで、もしリノからあの飛行機に乗って行ってたらどうなったを確認してみると
遅れてるぅぅ~
あぁ、よかった。
転ばぬ先の杖、リノでたっぷり用意しといてよかったぜ。
とガル子と熱い抱擁を交わし、お互いの瞳をモイスチャーにしつつオカンはまた4時間かけてリノに戻ったのでありました。
キレッキレの岩山突っ切ってリノへ戻ったのだが・・・
続きはまた明日。
なってくれておおきに。