ネバダ大学で学生たちの生の声を聴く機会に恵まれたガル子。(お?なんのこと?と思われた方は昨日のブログからどうぞ)

 

ガル子はききたいことをメモって参加していた。

 

アメリカの大学の授業料は日本に比べて高い。そこで、最初の2年をコミュニティカレッジ(短大)へ行き、学費を抑えるパターンにデメリットはあるか、と取れるスカラシップ(奨学金)にどんなものがあるのか、を聞いた時の事。

 

大学でのイベントの多くが1.2年向けのモノが多い。いわゆる学生らしさを謳歌するのがその学年に集中しているから、コミュニティカレッジに行ってしまうとそこが味わえない、と。特にフットボールの応援なんか、一体感感じられて最高だから、とも。

 

確かに、ガル子はチアをやっていたので、NFLのスーパーボウルと同じスタイルで選手が入場したり、ハーフタイムショーも、ガガのように宙づりで降りてくるパフォーマンスはないにしても、学生、親たちがスタンドを埋め尽くす大盛り上がりの中でダンスをすることの楽しさやあの雰囲気を今でも忘れられないでいる。

 

ガル子、この話を聞いたからには、コミュニティカレッジの選択肢は消えたな、とワタシの買いたいものリストからも貴金属が消えた。

 

そして、スカラシップ。

「授業料だけだと思ってるでしょ」

というカノジョたち。

 

なんと、アメリカのスカラシップ、大学生として生きるためのあらゆるところにスカラシップがあるから、取り敢えず、いけそうなものには全て申し込むのよ、と鼻息荒く教えてくれる。

 

たとえば、カフェテリア代。

大学では勉強だけでなく、ランチも食べる。そのランチ代が無料になるスカラシップもあるのだという。「食べないとやってられないでしょ?ここのお金が出るのもおいしいのよ」だそう。

 

あとは、高校卒業のプロム。

この時期になると、百貨店のフロアずらり、プロム(卒業ダンスパーティ)のドレスが並ぶのだが、そのプロムにダックテープという色とりどりのガムテープでドレスを作り参加したら、大学のスカラシップあげる、というもの。つまり、あなたのユーモアと勇気に奨学金らしい。アメリカやなぁ。

 

 

大学のホームページで奨学金の種類が見れるから、アメリカ市民でなくても取れる奨学金を探しておくことね、と50以上もの奨学金に申し込んだ先輩たちにアドバイスされたガル子。

 

 

ふざけているようで大真面目なアメリカ。色んなアプローチで結果人を助けてくれる。だからあれやこれやクソだな、と思っても憎めない、それどころか、好きになってまうねんなぁ、この国を。

 

 

 

 


風邪をひきました。ガル男からうつされた。負けへんで。