先日、年1回の家屋点検の日であった。

 

 

家の中の不具合を確認していくというものなのだが、そういえば、シカゴのあのかまってちゃんハウスにいた頃は一度もその点検がなかった。あんな家、点検したら最後、合格するところが出てこねぇに違いない、と今更ながら、あの家に5年住み切った自分を褒めてやりたいと思った次第。

 

 

オフィスから届いた手紙によると、点検は朝の9時から午後3時のどこかでお宅に伺うというものであった。

出た、ざっくりスケジュール

 

 

で、結局、朝の9時半、点検のおじさん二人がやってきた。1人はいつもこの家の不具合を連絡すると飛んできてくれる、このコミュニティお抱えの修理士リッチ。

 

 

全部屋を回り、窓を開け閉めするなどして、色々と確認をしている。そして、一旦外に出たかと思うと、電球を手に戻ってきた。

「奥さん、キッチンの電気切れてるから換えといてあげる」と。

 

 

 

その電球交換サービスは本来終了してしまっているハズなのに、粋なことをしてくれたのである。

 

 

やるな、リッチ、と感謝の言葉を伝えると、かまへん、かまへんと上手なスマイルを見せて帰ろうとした。去っていくその後ろ姿に、男らしさを感じながら見惚れかけていると、リッチ・・・

オマエ、土足やないか!!!

 

やられた。あれで、寝室のうっすいベージュのカーペットの上、行かれてもうた~。

 

 

 

 


ま、アメリカやしね。てか、家入る時に強めに意識しなくなってきている自分に驚いた。ワタシの許容範囲こそ、ザックリ化している。