若いころは洋食の派手な料理が食べるのも作るのも好きであった。
やっぱ歳だからなのか、最近はもっとこう素朴な豆料理がそれこそ食べるのも作るのも好きになっている。
ただ、子供は大歓迎かというと、まぁしゃあなしに食べたるわ、的ポジションなのだが、唯一、ベーコンと白菜を入れた、中華風の豆乳スープは、豆とは思わへんかったやろ戦法により、喜んで食べてくれている。
先日も、豆乳スープのオーダーがムスコから入り、食材を買い、ベーコンをいため、白菜、お水を入れ、さ、豆乳の番、と豆乳を用意したら
まさかの賞味期限切れ!!
常温のパッケージもんやし大丈夫だろうが、子供があたるとなぁ、と思うと、やっぱり安心はできん。
卵は割れてないかをチェック、パッケージもんはすべて賞味期限を見る、がアメリカでは当たり前の行動なのに、うっかりしてたなぁと反省しつつ車でスーパーへ向かい、おねえちゃんに伝え、交換してもらった。
翌日、追加でもう一本豆乳が必要だったため同じスーパーへ。
今度はちゃんと、と賞味期限を確認すると、
切れてるやん、さては
あの豆乳、戻したな
あはは、アメリカらしいなぁ、と。
アメリカの賞味期限の表示規制は州ごとで行われていて、国としての統一基準がないらしく、信ぴょう性に欠けると言われているから、てのもあるやろし、ま、いちいち賞味期限ぴったり棚から下げるで~とも管理されてないやろしね。
さらに、アメリカ国内での過去の食品がらみの事故は賞味期限内の物を食して起きているという、びっくり新事実。
表示されている期限が信用ならぬのなら、いったい何を信じれエエのか、となると
己の鼻
ということになるやんか・・・。
先進国へきて、またこの発展途上国で鍛えられた鼻が活躍する。
そう、タイにいた頃、食あたりで夜中病院に担ぎ込まれた鼻ビギナー時代の経験も無駄ではなかったということになる。
あの時代の頑張りが、10年以上たって、今報われる。
コップンカー
鼻稼働率100%