ウチのムスコ、 ガル男が新しい学校に転校して1か月が経った。

 

授業中は友達がいなくても何とかなるだろうが、ランチタイムの1人は淋しい。でっかい体育館サイズの大広間にランチタイム時のみテーブルとイスがセットされ、カフェテリアとなるシステムの学校。どないしてんのかなぁ、と聞いてみると、「いるよ、一緒に食べる子」とうれしいお知らせ。

 

どんな子かと聞くと、「女の子、8人くらいかな、一緒に食べてる。」と返ってきた。

 

全員女子・・・

 

それは、モテてるというよりもむしろ、その中性っぽさが受け入れられて男子と思われてない、という桑田真澄のムスコMatto的な立ち位置、つまりオマエ

 

Gattoなのか?

 

と心配するオカン。すると、もっと上を行く答えが返ってた。

 

 

オレ、彼女いるよ

 

 

文枝師匠、椅子から転げ落ちて、山瀬まみ困惑してるわ。

 

 

 

そう、あの昨日のブログの花束。

 

あれは、あの後、彼女とスタバデートだったムスコが、彼女にあげたいから花屋に寄ってくれ、と言われての出来事だったのである。

 

 

そら、全力でバカボン花束を直させるワケですわ。

 

 

スタバへ到着し、先に店内に入り彼女を待つムスコ。

5分ほどして彼女がやってきた。

 

まず最初にあのチューリップの花束を渡すと

彼女、大喜びだったらしい。その後ドリンクをオーダーしにカウンターへ向かった。

 

 

すると、スタバのおにいちゃんが、

「キミはお金いらないよ」

とガル男に言い出したという。

 

 

 

「キミ、今彼女に花束あげたろ?オマエ、最高だよ、だから、ドリンク代、いらない」

と。

 

 

なんて粋なことを!!

粋なことをしているムスコの行動に感動して、粋な計らいでお返しするという粋の応酬

 

 

 

江戸時代かっ

 

 

と、離れたところから

二人を思わず観察してまう、ゲスなオトンとオカンでありました。

 

 

 

 

 


「粋」のかけらもない我らから、なぜあんな子が産まれた・・・