リノからロスまでは1時間半。

 

ムスメはあっという間にロスに到着。すると、調べていた方法では国際線ターミナルに行けそうもないとわかったらしいのだが、空港スタッフに聞き、バスにのり、ビジネスマン風のおっちゃんたちに紛れながらお隣のターミナルに移動。そこから看板を頼りに徒歩で国際線ターミナルに行く、という、聞いてるだけでおちっこちびりそうな工程をやってのけたのだ。

 

 

免税店で祖父母へのお土産を買い、ぶ~らぶらしながら、ゲートへ向かい、無事乗り継ぎをすませたようだった。

 

 

約11時間のフライトを終え、成田に到着。順調にバゲッジクレームへとやってきた。

 

 

ガタンと、ターンテーブルが動き出すと、まず最初に、三角におられたお知らせボードのようなものが回ってきたらしい。目の前を通過するとき、ムスメはおののいたらしい。

 

自分の名前が書いてある・・・

 

近くにいるスタッフに伝えると、カウンターへ誘導。スタッフのお兄さんが言う。

「お客様のお荷物、この便に乗っておりません」と。「ロスでアメリカン航空から届いた時には、JAL便がすでに離陸した後でして・・・」と。

 

ムスメ呆然。「ロスで乗り継ぐのに、走らないといけないほどギリギリでしたか?」ときかれたムスメ。

ぶ~らぶらするほど時間あったわい

と思いつつ、「いいえ、1時間半はありました」と答えたらしい。

 

 

「ワタシ、なんか悪いコトでもした?なんでワタシの荷物だけなん?」とムスメから凹みまくったラインが届く。

 

 

すまん。なんというか、それは

親譲りのハプニングを引き寄せる磁石を持っているというか、なんというか・・・。こういうことを体験することで経験値上がるから、と慰めてみたものの、しばらくして

 

おパンツが1枚もねぇ~

 

と、その叫び声がアメリカまで聞こえてきそうなラインが届いたのでありました。

 

 

人間、ぶ厚く成長するにも、まぁ、パンツはいるわな。

 

 

 

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翌日の便で荷物は成田に到着。そこから宅配便で無事荷物は送られてきました。