一瞬の突風にあおられて、メリーポピンズ奇跡が起きた結果、我が家の庭のパラソルが隣の家の庭に頭からぶっ刺さるという

 

 

昨日の話のつづき。

 

翌日、午前10時頃、お隣さんをピンポン。ゆっくりとした足取りが聞こえてきて、ドアが開いた。

 

20代後半か30代前半の若いおねえちゃんだった。カノジョの両耳には所狭しとずら~っとシルバーのピアスが並んでいた。

 

蛇にピアス

 

一瞬にしてカノジョにあだ名をつけつつも、「どうも~隣に引っ越してきたモンです~」と挨拶から入る。

 

ところでですね、と話を切り出して、事のいきさつを説明すると、「入って、入って~。取って持っていって~」

と家の中に案内された。

 

入室許可が気さくスギル

 

 

庭に行くと、パラソルが上手に地面にぶっ刺さっており、よいしょと担いで、えらすんませんでしたね、と言いながら、玄関でサンダルを履く。

 

「かわいいサンダル!」

とこんな状況ですらも、褒めることを忘れないアメリカ人に感動しつつ家へ戻る。

 

 

パラソル、骨が2本ぱっくりキレイに折れていた。

家族団らんのなかったシカゴで-20度の冬をも耐えてきたパラソルが、たった一回の家族団らんをした日の夜、ふわっと舞い降りて来た風にもってかれて、ご臨終。

 

 

アメリカはあと1年ほどの生活。

日本に持ち帰らないだろうパラソル。アナタなら買う?買わない?どっち・・・。

 

 

 

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