土曜日に行われたムスコの学校のサイエンスフェア。
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90点以上には1位、80点以上には2位、それ以下は3位とランク付けをされる。さらにその1位の中から金賞が各学年から1名ずつ選ばれる。
 
 
この金賞が、いつも物議をかもすのだ。
毎年どこかの学年で、どうみても、屁みたいなプロジェクトにもかかわらず金賞を取るヤツがいる。
 
以前、ネットからコピペしてはっつけただけのパネルが余白だらけの子が金賞を取ったことがあった。うちの子がとるかも、と期待して結果発表に集まった親たちがズコ~っとなるという。
 
その後ささやかれ始めたのが、コレ。バンドもスポーツも何もトップをとれないムスメのために、オカンが手を回した、という噂。
袖の下のチョメチョメかぁ
 
袖下チョメチョメとは無関係の我が家は、そのフェアで、パッケージのミシン線をサクッと切ってくれるのはどんなミシン線と紙質だい?を研究。
 
アメリカのお菓子のパッケージなんかの開け口、まぁ、開かない。しかしたまにしれ~っと開くことがある。その違いはなんや・・・というところから。
 
無事94点の1位をいただいた。しかし-6点はなんだったのか、と総評を読むと・・・
で、これはいったい何の役に立つのか?
と書かれていた。
 
 
これをもとにパッケージを改良する会社が増えれば
日々のイライラが減るやろが~!!
 
と叫んで気が付いた。
そうか、そうやんか。この国の人たちは、お菓子のパッケージのビリビリが端までキレイにサクッと切れることを求めない。だって、ほとんどが端まで開かずにちぎれる、それが当たり前だと思っている。ラップかて、さっと切れるのを知らない。
 
そう、モノの使い心地の良さなど、ハナっから期待していないのだ。中身が安くてうまければそれでいい。そう、この類のものに、日々イライラを感じていたのは、アメリカに住む「日本人」だったからなのだ。
観点がどっぷり日本人でした~
 
しかし思う。
安くてうまくて、かつパッケージに至るまで、使い心地の良さを追究する日本は、やっぱりスゲェ、と。
 
 
ものづくりニッポン、万歳。
 
 

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