週に行けるときは3回通っている村の公民館ヨガ。
こんなに続けられているのも、日常生活が少し楽にできるようになったらエエね、というレベルのヨガだからだと思う。
まず最初の瞑想タイムのため、マットに横になっていたのだが、心地よい音楽がかからない。いつも先生は自分の携帯をコンポにつなげて音を出しているのだが・・・
すると、先生
「まいった、テクニカル プロブレムや~、ちょっと待っててね」
と言い、フロントの方へと向かった。
ワタシも日本にいた時はフィットネスのインストラクターをしていたので、このテクニカルプロブレムは経験がある。
それはクールダウンの時。あぁ、今日もこのレッスン、うまいこと行ったなぁ、と思っていたら、急に音が消えたのだ。消えるってなんやねん、と思いつつも、もうあと3分ほどでレッスンは終わる。クールダウンを中途半端で帰すわけにはいかない、でも今、コンポの様子を伺ったとて、どないもならん・・・
焦りマックスの中、自分が取った行動は・・・
せや、歌おかっ
と、アカペラでそのクールダウンの曲を歌うことにしたのだ。しかしその曲なんとスペイン語。サビの部分はいけてもそれ以外はむ~り~ってことで、にゃにゃにゃ~言いながら、最後まで押し通したのだ。
今考えてもぞっとする・・・
なんてことを思い出していたら、先生がスタジオに戻ってきて、音が鳴りはじめ、何事もなくクラスは無事終了した。
フロントを通り帰ろうとしていたら、その先生が同僚に「助かったわ~」と充電器を返しているところであった。すると・・・
「もうびっくりやん。クラススタートさせようと携帯出したら、充電残り5%。アカ~ン、って焦ったわ」と聞こえてきたのだ。
センセイ・・・?
先生、なんと、携帯を充電し忘れてご出勤。つまり音が出ないわ、の「テクニカルプロブレム」じゃなくて、これ、先生の
テクニカルファール
とっさの言い訳、上手やな。
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