タイのプミポン国王が逝去された。
ワタシとタイとのつながりは、ハタチの時にシアトルに半年留学した時が始まり。同じクラスになったタイ人の彼女と意気投合し、さっさとホームスティをやめ、寮のルームメイトとなったその時から。
その後、結婚し、1回目の駐妻をしたのがタイのパタヤであり、なんや知らんけども、タイには勝手に「ご縁」を感じている。
国王が生まれた月曜日には黄色いTシャツを着ていた。もう10年も前の事だが、そのTシャツは今も大事に取っている。胸には
「ラオ・ラック・ナイルアン」国王を愛しています、と書かれている。
この黄色いTシャツがものすご売れ、工場は生産に追われ、ムスメが当時通っていた学校の体操服の生産レーンをも黄色たちに占領されてしまい、しばらく体操服が届かない、ということもあったが、学校側も、王様のために着るTシャツの生産の方が優先されるべし、とあっさり受け入れたという。
パスタ屋でスパゲティを食べていると、国王の分家のお嬢さんが偶然やってきて、SPの真横でランチする羽目になり、緊張でパスタの味全然せーへんし、という貴重な体験もそういやしたなぁ。
国の支柱であったであろう国王を失い、しばらくは模索の時が続くかもしれないが、一日も早く安定した微笑みの国を見せてほしいと願うばかりである。