週に1、2回ヨガに通っている村の公民館の小さなジムに、新しいプログラムが登場した。

 
PIYOというものだ。
 
「ピヨってどんなプログラム?」
とカウンターで聞いてみると、何を言うてはんの?という顔をして、パチパチと何回か無言で瞬きをするスタッフ。
さてはワタシ間違えてるな・・・・
 
と、ピヨとかかれたタイムスケジュールを指差し、コレコレと言うと
 
「オーゥ、パイヨ~ゥ。」
と発音訂正される。
ローマ字知識じゃま・・・
 
このプログラムは、ピラティスとヨガを組み合わせた新しいプログラムだそう。その二つの名前の頭をくっつけたなら、なおのこと、ピヨでいいでねぇか、と思いつつ詳しく聞くと、ヨガのポーズでやや速く動くのだという。コアマッスルを鍛えることもできる人気プログラム、らしいのだ。
 
ってなわけで本日挑戦。
 
スタジオに入ってまず目に入ったのは、参加者の満タンに水が入ったボトル。
 
そない汗かくクラスなん?と一抹の不安。
 
最後尾にマットをひいて、いざスタート。
 
おいおい...誰やねん、やや速くとか言うたヤツ!!
めっさ、イヤ、ごっさ速い!
 
しかも間あいだに腕立て、スクワット、アホほど盛り込むという筋トレ祭り
ヨガ要素はお飾りでは・・・・
 
腕立ての形から右足上げて、その膝を左腕の肘にタッチしてまた上げての繰り返しで、右足、だいぶ長いこと地上を触れず。
も、もげる・・・・
 
 
「足、反対側に変えて~な~」
と小さい声でぼやくと、
 
「ホンマやで、もうアカン」
と隣りのおばちゃん。
 
「限界きてもうた」
と止めてまう、さらにその隣りのおばちゃん。
 
最後尾ポンコツ3人に不思議な連帯感が生まれる。
 
やっとこさ1時間が経ち、終了。
だいぶしんどいクラスやけど、家でやっても間違いなく途中で放り出してまうしんどさなのは明白。
 
ならばちょっと続けてみようではないか。
 
 

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