息子が風邪をひいた。

日曜日、上を着なさい、と何度も言ったにも関わらず、俺は半袖で大丈夫と言う根拠なき自信から親の言うことを聞かず行動した結果、翌日にきっちりと熱を出した。

今週、週の頭から私の予定は全て吹っ飛んだ。

うちの息子の風邪のパターンは、最終的に中耳炎になる、というもの。このたびも案の定。

鼻をかむのが面倒臭い
と言うしょーもない性分からいつも同じことを繰り返す。

なので日本にいるときは、風邪のひき始めがわかれば、すぐ近所の耳鼻科に行き、モクモク出る機械を鼻に突っ込んで鼻の通りを良くし、中耳炎にならないようにと予防できていたのだが、やはり海外に来ると、思うようにはいかない。

さらに、その後の保険会社に提出するフォームへの書き込み、郵送などの手続きを考えると、ちょっとした風邪ごときでは、病院に行く気にならないのが正直なところ。

よって今回医師に、風邪のひき始めが分かればすぐに対処できる売薬はないのかと聞いてみた。

FLONASEを使うと良いでしょう
と指示をもらった。

早速病院帰りにその薬を買う。
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パッケージを開けようとした。

しかしこれがどうしてなかなかちっとも開いてくれない。右端にある凹み部分に気づき、目一杯左右に引っ張った。ぐっと持ち上がったプラッチックがパーンと自分の親指に戻ってきた。その鋭いプラッチックが、親指の爪と皮膚の境目をシャーっと通り過ぎた。
流血。

なんでやねん。
鼻治したろと思て、指に傷こしらえるってどいうことやねん。

イラ~っとしながらパッケージの端を見た。
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まさかの、はさみマーク。

あー、またこんな所で日本人の習慣が出てしもうた。

便利さを追求し、とことん開きやすいパッケージの日本。
盗難防止のため、どこまでもガチガチに梱包するアメリカ。

もう…。
この怒り、どこにぶつけたらエエねん。
せや、日曜日、息子が長袖さえ着とったら、こんなこと起きへんかったんやん。

あほぅ。




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