金曜の夜6時半ごろ、ボンっと明らかに日常では聞かない、何か小さく爆発するような音が聞こえた。
7時。カレーを食べるために、お鍋を火にかけていた。
ザンっ
急に、真っ暗。お隣もお向かいさんも。
はい、まさかの停電。
絶対、あの爆発が原因に違いない。
変な音してたもん
シカゴの日没も日に日に早くなり、最近では7時前には日が暮れる。よってもう真っ暗。
とはいえ、タイの雨季の停電は日常茶飯事だったので、その経験豊かな我が子たち、停電になったときの動きは非常に良い。
すぐさま懐中電灯をだし、キャンドルを探しダイニングのテーブルに集めてくる。
こんなときのためにと、我が家のキャンドルは、デザインよりもサイズ重視。そして無臭。
先日は、隣街が停電にあい、しかも復旧までに5時間かかったと言う。華奢なおしゃれキャンドルではもたんし、甘い香りもいらん、という訳なのだ。
ぶっといキャンドルに火をともし
発展途上国での不便な生活から生き方を学び、先進国でありながらの不便に遭遇してももう慌てない。そう思うといつも安定感のある日本は、本当にいい国だ。いやいい国過ぎる。
キャンドルの光の中で夕飯を終え、1時間半後、電気復活。
ソファでまったりしていたら、香ばしいの先をゆくニオイがし始めた。
せや、カレー!!!
台所に猛ダッシュ!!!
鍋を覗くと
カレーが地獄沼みたいにボッコボコと煮えたぎり、
底のカレーががっつり焦げてもうてたという。
そうか~
電気復活に伴い、電気コンロも復活するわな
ほやけど
カレー温めてたとか
1時間半もたてば、そら忘れてまうで
とはいえ
-20度の真冬の停電でなくてよかった
と思うことにしようか。
一家に数本キャンドルを。ポチっと、おおきに。