日曜の朝。
全身バスケをする格好になった旦那が、朝食時にこう言い出した。
「ダウンタウン行ってビーチ行こ」
急。
あんたのその格好、ほな何の意味があんねん。
何が彼をそうさせたのかは分からんが、取り敢えず「そうだ京都へ行こう」的なノリで湖水浴へ行くことになった。
ほら、なんせ、出張者に祝日持ってかれる連休を
今過ごしてるんでね。←しつこい
行ったのは、オークストリートビーチ。
しかし暑い。気温32℃。
このミシガン湖から吹きさらす風に毎冬やられているというのに、いっこも風が吹きよらん。
今や、吹くんやったら今や。
持ってきたホットドッグを頬張ってると、隣りの父ちゃん
実は今朝、ホットドッグにピクルス(Dill relish)を塗ろうと思ったのだが、中がビチョッとなるかもと思い抜いてしまい、食べながらパンチがないと後悔していたので、その手があったかと。
我が家の小さなクーラーバッグに入れていた飲み物がぬるくなり始めた頃、
「氷いる?腐る程持ってきてん」
と声をかけてくれたそのおじちゃん。
「貰う、もらう~」と
おっちゃんの左手に持つのも氷。
なんぼ程持ってきてんねん。
あまりの用意周到さに、この辺の人?と聞くと、南西から50分かけて来た、と。
この荷物積んできたんかい....。
氷の用意、サンドイッチの仕上げと最高の旦那持ってんな、と奥さん見ると、あさっての方向見て、タバコをふかしていた。
なんだか切なくなり、何か氷のお礼をと探したのだが、ぬるいクーラーバッグに入っている、やらこなったキットカットしかなかった。
すまん、ご主人。
しかしまぁなんですな、
思いつきで引っ張り出される旅も、悪くない。
ポチっと、おおきに。