娘の学校で体力測定があり、身長や体重も計測したという。
「身長伸びた~157.5センチ!!!」
と喜んで娘が帰ってきた。
とうとう、母の身長を越したか、と感慨深く鏡の前で並んでみたら
え?
まだ、私の方が高い。
「アレ?ママ伸びた?」という娘。
四十路のオカン
この先どうせ縮む一方
オカンには成長期はもうないので、オカシイなぁ。と。
聞いていくと、やっぱりおかしなことがいっぱい。
まず、その計測、靴を履いたまま
しょっぱなで不正確確定
正確な身長を測れるわけがない。
それでね、と娘が続ける。
「身長を測るところがね、壁やねん。壁にメモリが書かれてるんよ」と。
まさか、それ
手書きちゃうやろね・・・
ときくと
「手書き、きったない手書き」
「しかも太目のマジックで」と答える娘。
さらなる不正確確定
そもそもアメリカの単位っておおざっぱ。メモリの幅がセンチ、ミリよりだいぶ広いインチを採用なさっているので、その間ら辺に頭頂部がきたら
え~い繰り上げてまえ!
みたいに計測されちゃうので、その時点で正確でない。
なのに、壁に手書きのメモリでは、
だいたいの身長測定やりますよ~
と言うてるのと同じ。
雑やなぁ、と思うが、日本人ほど、細かく身長にこだわらないのかもな、と思った次第。
しかし、あんなに小さかった娘が、もうあと少しで私の身長を抜いていく。
今なら、あの頃に戻れば余裕をもって育児ができるのにな、と思うこともある。今からでも遅くない、と思っているのに
はよ宿題せ~!
と気づけば叫んでいた今日。
そして、結局
娘の正確な身長はわからないままなのである。
ポチッとおおきに。