昨日の正午。

交差点の赤信号で止まった時、もうすぐ信号が青に変わる時で、すぐに青に変わり、ゆっくり車を前に進ませたところ、右側の車道から赤信号で、こちらの車線から車が走ってきているにもかかわらず、右折をする車がいた。(日本にお住まいの方はこの右をすべて左でお考えくささい)


危ない、と思い車を止め、アレ、信号赤やったか?と確認。私の道、青、あんたの道、赤。私あってる、と思うもその次の車もまたその次の車も当たり前のように赤信号を無視してがんがん右折をしていく。


なんで、前へ行かへんねん、と私の後続の車たちからはものすごいクラクションをならしまくられる。

理由あんねん、待たんかい、と思っていたら、私の左側の車線の大きなトラックもまた、同じように止まっており、目が合うと、「あってるで、止まっとき」というジェスチャーをしてきた。


すると、その赤信号を無視して右折している車のドライバーの女性が、中指をたてて、もう完全Fから始まるお言葉で大声でわたしをなじってくる。その次の車も、その次も次々に同じことをしてくる。


そして最後2台となったところで、Funeralと書かれたスティッカーが貼られているのが見えた。


アメリカのルールで、葬儀の車の列に割って入ってはいけない、というものがある。もちろん、免許を取る時にこれを学ぶ。


私がこれまで見てきたその列はたいがい旗を車の横に立てていて、誰が見ても葬列であると一目でわかるモノだったのだが、今回は車のフロントガラスの右下に貼られており、運悪く、右折用に道が少し広くなっているので、交差点に差し掛かった時には、車はぐっと右に曲がってしまっているので、私らのいる車線からはそのスティッカーがもう見えなくなっている状態であったのだ。


トラックの運転手は座席がだいぶ高いところにあるので、上から後ろの列のスティッカーが見えていたに違いない。


しかし鳴りやまぬ後ろからのクラクションと、そのクラクションを私も鳴らしてると思われたのか、中指立ててなじられるというのがずっと続く。

ただの悪夢・・・。


なんやねん、ちょっと考えたらわかるやんか。

こっちの車線のほとんどの車が葬列と理解していない。だからクラクションがわんわんと響いているわけで。

何が原因か、そのドライバーのオバハンも鼻の上の方にシワいっぱいよせてクソッタレーと私に叫ぶ前に考えてみたらよろしいがな。


私はアメリカが好きであるし、アメリカ人も好きだが、たまにこうやって、ただただ状況を俯瞰で見ることなく、怒りをゆき過ぎる方法で示してくるヤツがいると、がっかりするし、色々イヤになってくる。


全体を見ようや。相手の勘違いのこともあるケド、そちらにもなんか理由あるかもしれんやん、と。


こんな一つの事がきっかけで海外で生活していると気持ちがどさっと落ちてしまう。このところ、調子よく精神的に安定させていたのに、今はもう底。なんかわからんケド、思い出しただけで悔しくて泣けてきそうになる。


今日からは、アメリカの数少ない連休。

思いっきり楽しんで、これも一つの出来事として処理できるように暴れてこよう。



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