春のセッションから始めた本気ESL。
一時帰国をしたその日からスタートであったため、最初の2週間を逃す。
2週間といえどそのクラスメイトたちはもう6回も顔を合わせ、6回×3時間、計18時間学んでいる。
クラスの雰囲気、授業の進め方など、一人完全手探り状態となるから、初日、その緊張感たるや半端ない。
教室のドアを開け、席に座る。
せっかく頑張ろうと決めたのだから、と意気込んで空いていた中央の前から2番目の席を選んだ。
授業が始まり、先生と目の合うことこの上なし。
どれくらいのテンションで挑めばエエのか、自分のキャラが定まらん状態で発言を促される。放出される汗、なのに冷え切った手足。
壊れた、私のカラダ壊れた。
なぜ、こんな前の席を選んだのか、と今や、なぜかやる気満々だった入口を開けた瞬間の自分に対し、ただただ、後悔。
このクラス、思ったことをどんどん自ら発言しなければ、その日一言も喋らなかったということにもなりかねん。
休み時間、ふと隣の席の人と話す。それがその日初めての発言となることもある。
ガラッガラの出だしの声に、自分でおどろくこともある。
駐妻、時に言われるかもしれない。
「ここにいて、英語やらないなんて、もったいないじゃない。」
アメリカにいる間、英語を頑張った人がエライわけではない。
英語を頑張っていることが精神的にプラスになるならやるべきで、それが負担になるのであれば、無理強いすることはないと思う。
英語学習が苦痛な人においては、苦痛を感じて生活に支障をきたす方がよっぽど「もったいない」、のであって、この英語やらないから「もったいない」という発言は完全に主観的発言。
生活のためにぼちぼちやっていく英語も、もう少し表現力を増やしたいための英語の習得も、帰国後、英語を使って仕事をするためにガンガンにやる英語も、それぞれに違う目的とペースで、よろしいやないの。
どのレベルにおいても、駐妻、英語に悶絶するのはみな同じ。
わたくし、ただ今、英語での感想文作成につき、悶絶中。
助けてくれ。
ポチっとおおきに。ほんで、助けてくれ。