スーパーのレジで、スタッフのおばちゃんが、しこたま鼻をかんでいた。


「花粉症やねん」と聞いてもないのに、言ってきた。

「それは、大変やね。スギですか?」と聞くと、

「そうやねん、スギ。毎年やられるけど、年々悪化してる思うわ」と。


聞くと、薬ものみ、やれることは全部やってるけど、効果が持続せん、と。


「日本での話やけど、レンコン食べたら、花粉症に効くって聞いたことありますよ」と伝えると

「わかった、それはいい情報ありがとう。さっそく挑戦や」


と、目を大きくあけ、この仕事帰りにでも日系スーパーへ行ってレンコン買って帰るわ、くらいの勢いで言ってきた。


コレ、コレがね、このテンションで言っておきながら、ほぼ社交辞令なのが「アメリカあるある」だと気づかされる今日この頃。


昨夏所属していたフットボールのコーチも、日本びいきな人で、

シーズン終わってもバーべキューいや、寒なったらボーリングで昼からビールでどない?

とかものすご調子よく言ってきたのに、バーベキューのバの字もおませんねん。

あのテンションで、やらへんのかい。


その場が楽しく盛り上がるのなら、ドカーンと打ち上げといてもよろしいやんか、というスタンス。日本人やったら、ああ言うたし、1回くらいはやっとかんといかんよなぁ、とたとえあまり気が進まなくてもやってしまうところかと。


せやし、あのおばちゃんも、レンコン、買わんよな、きっと。

そもそもレンコン知ってはんのかいな・・・。


ただ、関西人の「行けたら行くわ」

に翻弄される関東の人たちを思うと、わたしらもやってますな、と思うところで。


「行けたら行くわ」は「ほぼほぼ行かれへん」という意味になること多し。

お気を付けください。



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