今週は日本からの出張者がいるので旦那は週末もアテンドをしている。
土曜日の夜、旦那が言う。
「明日の日曜日さ、Bullsの試合があるんやけど行く?出張者の人にもちょうどエエかなと思って」と。
説明しよう。
ここで言うBullsとはシカゴに本拠を置く全米プロバスケットボール協会・NBAのチーム シカゴブルズのことである。
私は木曜日に学校のイベントを控えていて、今まさにポスターを仕上げているところ。息子もそのイベントで日本について調べたものをパネルに作成しプレゼンをするので、その作成。娘はサイエンスフェアに出すパネルの作成と、正直、この週末が勝負といったわけで。
自分のポスターに専念したいところだが、子供たちの作成に手も取られる。旦那は日曜日の夜からオハイオに出張となるので、日曜日の昼間に集中してみんなで頑張ろう、そう思っていた。
「行かない、いや、行けるわけない」とお伝えした。
日曜日、午前10時半ごろ、旦那がいつにないスピードで出張の準備をしている。
なるほど、準備をさっとして、子供たちのパネル作成にと思ってくれているのだな、と感心していたら、バッグをまとめて
「ほな、行ってきます」とぬかす。
「へ?出張、夜出発じゃなかったん?」と聞くと黙る旦那。
黙る?
どーゆうことやねん。
あっ、はっ、アンタ、もしかして・・・。
恐る恐る「Bullsか?」と聞いてみた。
「12時試合やから、今から出てちょうどエエ」といけしゃーしゃーと答えよった。
何が、ちょうどエエやー!!
時間、曜日、タイミング、ちょうどアカンわー、あほう!!
そう、旦那は「黙る」という作戦を使い始めたのである。
その手はこたえるー。
この「己の楽しみは譲れない」という感じ、うちの旦那か、早乙女太一か。いや、ほんまエエ勝負。
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