「明日はインタビュー用の服装で登校」

dress for interview tomorrow

 

これだけが息子の連絡ノートに書かれている。

 

 

お知らせの紙もない。

 

 

現地校でお知らせなしの突然の洋服指定はよくあること。

 

明日オレンジデーでオレンジのTシャツを着ていかなアカンと夜6時ごろに息子に言われあわててウォルマートに車飛ばす、とか。

 

さすがに面接用の服装という指定は、意味がわからん。

 

 

面接があるのか、誰かが来るから小ギレイにするのか、いや~久しぶりに難易度が高い。

 

息子にきいても、dress nicelyでエエねん、という。

 

理由は特にない、という。

ナイスリーの幅広さよ・・・

 

あわてて知り合いの母ちゃんにメールしたりドタバタすると、そのアメリカ人のお母ちゃんも「うちの子も同じこと言っててね~」と困惑気味。「シャツにネクタイってことかなぁ」という返事が来た。

 

 

もう夜になっている。そんな七五三みたいな服、持ってるかいっ、と、とりあえず、クローゼットに頭突っ込んで、えぇぇい、と黒のズボンに襟付きシャツに少しカジュアルなジャケットを選び、休日に銀座行くときの30代独身男性みたいな格好で登校させた。

 

 

息子、帰宅して言う。

 

ハットかぶってネクタイしてカチッとしたジャケット着てる子とか、ダンスパーティで着るようなドレスの女子もいた、という。

 

いったい、何の大会?

趣旨が一向に見えてこないではないか。

 

「今日はな、ちゃんとした格好で学校に来てみたら、おもろいやんっていう日やってんて」という息子。

 

それ、オモロイか~?

 

わからん、わかりまへん。

 

ここに「オモロイ」のベースがある限り、いつまでたってもデーブ・スペクターのギャグでは笑われへんのやろな・・・。

 

 

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