感動のフットボール最終試合。

その後、ポリスまでやってきた打ち上げパーティでの一コマ。


息子はブルーチーム2年目。

ブルーチームには7・8・9歳の子たちがいる。

2年目の子または9歳の子は、1年目の子よりも知識も豊富、体も大きい故、最初の練習で能力を見た後、ほぼ無条件に近い状態で1軍にあがる。


練習開始から3週間、私の胆石大暴れ事件により参加できなかった息子は、練習開始が遅れたから2軍にいるのだと思っていた。


ところがだ。

パーティでほろ酔いのコーチが言いはじめた。

「実はさ、1軍のコーチがお宅の息子が遅れて参加するのをうっかり忘れてて、本来2軍かもな、というメンバーを1人1軍に入れてもうたんや」と。

なんやと!?


「それで、お宅の息子が練習に戻れる日をメールでくれた時に、しもた!!とおもたらしいわ。」


・・・・・・。


「おかげで、俺ら2軍に1人でっかい経験者が入ってきてくれたわけや。ディフェンスはヨチヨチの小さいのしかおらんかったから、エエのいただいた、ってコーチ陣で盛り上がってさぁ、練習したら、オフェンスも出来るし、儲けもんや、ゆうて」と。

なんちゅうカミングアウト。


お宅、ほろ酔い。わて、しらふですわ。

コーチわろてるし、もう私も笑うしかないわな。

「ほんまかいなー」言うてガハハ笑っといた。


しかしコレがうちの息子にも大正解。

なんせ、うちの子、すぐ痛いだの、怖いだの、うじうじ言うタイプで、少しでも時間があるとゲームしようとする、相当のインドア派。


ところが、どんな強い相手であっても、ひと回り大きいうちの子は、ボンと押せば相手は倒れ、タックル飛び込めば、ぺしゃんこにすることができ、オレ、強いのかも、という自信をつけることが出来たのだ。


自信を持つと、動きがかわる。

試合中も、コーチからKill the guy! つまり、いてこませー!!と、熱い声援もらったりして、確実にいてこましてきた。


昨年は1勝もできなかった弱小チーム。勝った時にあふれ出る感情を経験して欲しいと思い続け2年目。最終戦の逆転勝利から学んだものは親子ともども大きかったに違いない。


1軍うっかり八兵衛コーチのおかげで、実りあるフットボールシーズンを終えることが出来た。


八兵衛よ、かたじけない。



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