いつものスーパー・ジュエルオスコへ行く。
丁度お昼時でレジは食材買い出しの主婦と、ランチを買いに来たOL、にいちゃん、おっさんたちで列ができていた。
このジュエルオスコは、セルフレジがある。
商品のすべてにバーコードが付いているわけではなく、またパウンドあたりいくら、という売り方をしている野菜や果物もあるため、商品番号を入力したり、そのスキャンの場所が計量できる台になったりと、素人の買い物客にやらせることが多いのが、ここのセルフレジの特徴。
よくあることだが・・・
スキャンをして袋に入れても、商品が軽すぎて袋に入れたと認識せず、いつまでも「商品をバッグに入れてください」と出る。
この場合セルフレジの番号横のライトが点滅し、気付けば、店員が駆けつけるのだが、駆けつけスピード、牛歩なみ。たいがいが、気付いてもらえず、すんませんと声だして来てもらうことになる。
今日、携帯でぺちゃくちゃ喋りながらスキャンしていたところ、ライト点滅で店員駆けつけ待ちとなっているオバチャンがいた。
スタッフ、気付かないのは日常茶飯事だが、オバチャンも携帯で喋っているため、ちょっとお願いとも言わず、話し込みながら、スタッフ待ちとなった。
待てど暮らせど来ない・・・。
ついにオバチャン、キレる。
「ちょっと、何で誰もけーへんわけ?もう5分も待ってんねん、エエ加減にせーよ」と。
何事かと周りにいた客、みな注目。
そこへスタッフようやく到着。
走りもせず、普通に歩いて。
その姿、貫禄たっぷり。どっちが客やねん。
そしてタッチパネルで、1か所ポンと押して終了。
スタッフ、すまんと言うわけでもなく、お待たせしました、と声かけるわけでもなく、無言。
オバチャン、スキャンした商品を袋の中に音立てて投げ入れる。
腹、立ってまんねん、とこれみよがしに。
ここに小さなアメリカを見た。
怒りの表現を堂々と大声でする、態度であからさまに表す。
ごめんなさい、は死んでも言わん。
全員ちゃうけどね。
ポチッと、ありがとさ~ん。