この夏休み、私の「手術」というびっくりハプニングのため、子供たちを、どこにも連れて行けなかったので、実家から40分ほどのところにある高原へ行こう、ということになった。

 

高原のホテル裏には、なかなかな急な芝の坂があり

 

高原に遊びに来ている子供たちは、その坂を爆走する、という遊びを楽しんでいた。

 

うちの息子も、きゃー言いながら走り降りる。

 

何度もやってるうちに、ついにはコケた。

男子のやることは・・・と思っていたら、ヒザにひと筋の黒い線をつけて戻ってきた。

 

「痛い」

 

と言う。

 

よく見ると、それは、さむいぼがザーッと出るような深さで一直線にキレたヒザに、泥が埋まっているという、ありえへん状態・・・。

 

 

アカン、これは絶対縫わなアカーン!!

 

 

病院へ直行。

 

 

先生が言う。

 

「コレは、まず泥をかき出す作業をせんとアカンなぁ」と。

 

ぱっくり開いた傷に埋まる泥をかき出す・・・・.。再び、さむいぼ。

 

麻酔の注射をうちまくる。

 

「痛い、痛い、痛い、Nooooooooo!! OH MY GOD!!!!」と

 

息子、ド田舎の診察室に響き渡るような大声で叫ぶ。

 

じゃ、かき出すとするか、と先生が滅菌されたパッケージから道具を取り出す。

 

お、大人用歯ブラシ!!!!

本気でっか―???

 

田舎やからか?

 

それ、全国共通の処置方法でんのか??

時は平成、先生、技術アップデートしてはりますかーー??

頼む、誰か答えてくれーーーー!!

 

と心中、大騒ぎ。

 

こうなったら、もう先生を信じるしかない。

 

泥が埋まっていた以上、今日は縫って閉じることはできない、となり、その日は医療テープで傷口を留めて終了。

 

明日から、大阪に入り、帰米のカウントダウンに入るというのに・・・。

 

帰れるのか、私たち・・・・。

 

 


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