7月2日。

本来ならシカゴ行きのフライトに搭乗している頃、大阪の病院で手術の説明を受けていた。


「エコーの結果、複数個、石が見えてるから、胆のうを摘出する手術をせなアカンな」とのこと。

先生、説明を続ける。


「腹腔鏡といって、お腹に4か所1㎝ほどの穴を開けて、その道具を入れて胆のうを取り出すから、開腹手術と違って、傷跡も小さく、術後の回復も早いねん」と言う。


「術後、お腹の1か所からドレーンという管がぴょーんと出てるケド、出血してなければ翌日取るから。それからな・・・」と淡々と説明を続ける先生。

待て待て待て―ぃ!!


腹から管がぴょーんて。はーそうですか、ゆうてすっと受け入れられるかいな。先生、想像してみ。目、覚めたら腹から管飛び出てんねん。異常な光景やんか。理解なりリアクションする時間をくれたまえ。

ホンマ、かなわん、外科医の日常、患者の非日常。


「先生、管ですか・・・・?」とやっとこさ聞くと

「おう、そうやで。透明のバンソコで留めるから」と。

何色でも構わんわ!!

そこちゃうねん、先生。管が内臓の一部とつながって外に出てきてる状況に驚いてねん。


こうしてあまりにも温度差のある手術説明終了。


「何か質問ありますか」

と聞く先生。

「衝撃はありますが、質問はありません」と答えて診察室を後にした。


翌週、MRIの検査をすることに。



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