クリスマス。

12月に入ってから5回もポットラックパーティがあり、さすがに胃腸が疲れた。クリスマス本番に備え、焼き魚やうどんやと和食のラインナップを増やし、なんとか洋食に耐えられそうな胃袋に戻した。


ローストビーフを作った。全面に焼き色を付けたら、銀紙で包んで200℃のオーブンで15分入れておく。その後、そのままオーブンで10分置いておけば出来上がり、となんとも簡単なもの。


「簡単」といえば以前、30代主婦に大人気の雑誌でお鍋に仕込んだらあとはそのまま、簡単料理、的な企画のページに書いてあったあるコピーを思い出した。


放置プレーでOKの簡単料理


へ、編集長--っっ!!

ほんまにこれでエエんですか??

放置プレーってあんた・・・、全国誌がこんなコピーてどないなってますの・・。

JJという雑誌でも、このアイテムを使うとモア ベターという、やったらあかん英語ミスをそのまま採用していたコピーがあった。そんなことを思い出し、さらにOL時代の頃を思い返し始めた。


私はその昔、ホテルで顧客に配る月刊誌や広告宣伝の作成をする部署で仕事をしていた。大阪ローカル番組の取材も多く、わっかいおねえちゃんがイタリアン食べて、このおソースがおいしゅうございます、と岸朝子かっっと言いたなるようなコメントを出してはNGになることもあった。


その中で抜群にコメントが上手だったのが、関西では有名なタージン。余計な事はいわん。とんとんとーんと取材も進んでいく。あの人ほんまにドンピシャにすごかったなぁ、と放置プレーのローストビーフを作りながらふと思い出したのであった。


そうして出来上がったクリスマスディナー。



サツマイモチップスが最高や、と簡潔なタージンばりのコメントをする子供たち。


ありがとう、子供たちよ。
唯一その料理だけが放置プレーにできん、一番向き合った料理やわ。


残すはお節料理。

黒豆は放置プレーがモアベター。




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アップアメリカに来てちょうど1年となった。月日が経つのが早すぎるわ。ポチっとおおきに。