ここシカゴがあるアメリカの中西部は

西海岸に比べて話される英語のスピードは速いといわれている。

 

東海岸に行けば、もっと速いらしんだけど。

 

 

ある日、家族で朝食を食べにカフェに行った時のこと。

 

いつもと違うメニューも頼んでみようということになった。

 

 

いつもと違うメニューを頼むということは

 

 

付け合せどうしますか?

 

 

だの

 

 

かけるソースの種類どうします?

 

 

とか

 

 

いつもと違う質問が飛んでくる。

 

 

この辺りの質問が聞き取れなければ、堂々と聞き返す図太さはもう備わっているけど

 

 

自分の中で解釈を間違って答えてしまったときは

 

 

終日、反省する。

 

 

その日は、添えられるパンの種類を聞かれた。

 

white, wheat, raisin?

 

 

文字で書くと間違えるはずもないんだけど、なかなかの速さでこう聞かれた。

 

whitewheat, raisin?

 

 

ホワイトとウィートをひと続きに言い、その後にレーズンと。

 

 

私は家でパンを焼く。

だからこう考えた。

 

パンには白いパン、麦パン、、麦と白いのが混ざったパンがあるよなぁ。

 

私は白いのに全粒粉を混ぜたんが好きやねん。

 

つまり、彼がホワイトウィートと言ったってことは、そのことを言ってるんちゃうか。

 

そしてニッコリ

 

「ホワイトウィート!」

 

と答えた。

 

 

その堂々さたるや、意見をしっかり言うアメリカ人を黙らせてしまうほど。

 

「う~ん...OK」

 

と答えた彼の言動に

やってもうた感でいっぱい。

 

出てきたのは、しっかりと麦たっぷりのパンの方だった。

 

そうか、白か、麦か、レーズンかって聞かれてんのに

白麦!

と答えちまったんだな、あたし。

 

と凹みながら家に帰ってネットでチェック。

 

 

うそっ、white wheat bread でヒットするやんか!!

 

よ~く、読んでみたら

あるパンメーカーが出している商品名だった。

 

もっと恥ずいやんか

 

「それって、白?麦?レーズン?」

と聞かれて

 

 

「超熟」

と答えたようなもんやから。

 

なにをやっとんねん。
 

 

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